GABACHOP〜あがんにゃな日々〜

趣味について、日記がてら。

1920_ODD PARTY in umedaTRAD

2020年01月11日 | 横道坊主
2020.1.10梅田TRAD
横道坊主ワンマンイベント
ODD PARTY

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※未だツアー途中につき、ネタバレが出来ないため、妄想と妄言を駆使して感想を書きました。独りよがりと的外れ、予めご了承ください。
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改めて痛感したのは、横道坊主ライブの完成度の高さ。

数年前、とあるプロレス団体の興行が「パッケージプロレス」と呼ばれ、好評を博していた。熱くてフレッシュな若手の試合から始まり、ベテランによる燻銀な試合、個性的なキャラ達によるコミカルな試合、チャンピオン達による激闘、それらが各々輝きを放ち、起承転結で繋がり、興行それ自体がひとつの塊として、そう評されていたのだ。

今夜の横道坊主のライブを見ながら、なんだかそんな事を思い出した。

勿論そこはプロレスと音楽、全てが腑に落ちた訳ではないけれど、オリジナル250曲超に裏打ちされた、七色の幕の内セトリによる、二重、三重底の盛り上がり。多種多様な切り口、でも全てが繋がっている。安易な表現に甘んじるなら、「パッケージロックンロールライブ」と言ったところか。

ただ、そこに意図的な計算は感じられず。

御本人方の慮外の所で、メジャー時代、そして事務所所属時代の経験値と矜持が、自然と、けれど必然としてそれらを形作ったような気がした。

メンバーの意思を飛び越えた、横道坊主という名の理念の発露。

一方で、ヒデオさんと黒田さんが加わった現在、それらをかなぐり捨てて、ゼロからのスタートを辞さない柔軟さとチャレンジ精神にもあふれている。

経験値と勢いの二律背反、併せ持つ姿。両者間の振り幅の広さは、おそらくはバンドの歴史上で最大値だろう。

理念の端くれである我々ファンの胸が、それを見て高鳴らないわけがないのだ。

だから最高。だから最強。

横道坊主に出会えて良かったと、今宵も胸の中で噛み締めた。