既定路線に反対できるか？

なぜか、どうしても、今回ＴＰＰ交渉協議へ参加しなければならぬと日本のメディアは野田首相の背中を押しています。2009年の衆議院選挙の時の民主党押しのように、テレビで「政権交代ですばらしい世の中に変わる」と錯覚させるには時間が足りなかったせいか、今度は「ＴＰＰでバラ色の未来的な幻想」を国民全体に植え付けることはできなかったようですが…。

APECの場での「TPP交渉協議への参加表明」に反対する決議案を、衆議院議長に提出。

自由民主党・無所属の会、公明党、社会民主党・市民連合、国民新党・新党日本、国益と国民の生活を守る会、無所属の6会派の議員提出議案だそうです。

ＴＰＰ表明反対、決議案提出へ＝自公社３党、採決は見送り
時事ドットコム　2011/11/09

アメリカのほうにもＴＰＰ交渉慎重派がいるらしいですね。

「日本とのＴＰＰ交渉判断慎重に」、米超党派議員がオバマ政権に要請
REUTERS　2011年11月9日

民主党内でもＴＰＰに反対と気炎をあげていた山田氏は離党までには至らず、同じく民主党の原口氏と行動を共にすると言ってみたり。これでは、やはりポーズだけだったなどと揶揄されてしまいます。


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ＴＰＰ、増税、人権侵害救済法案、外国人参政権法案に反対します。