for today 科学に目を向けよう

短文


我是三四六岁 
(旅の相棒募っています 乙女)

トーハクの見もの

2020年11月08日 16時35分28秒 | 鑑賞
常設展では、入り口の右側にたいてい、珍しい物が展示されている。

今回は、中型とも呼べばいいだろうか、1メートルもなかったかもしれない仏像が、くりくりくせ毛の頭で、袈裟にはまるで漆でひいたかのような布の繊細な模様が木造(?)に綺麗に描かれていた。

2階の展示だっただろう、鮮やかな濃い赤の火消し半纏があった。金色の糸で袖の肩横方向に縄が立体的に縫い編み込まれ、フリンジが下がっていた。見事に美しい品で、これが火消しで粋に着るとしたら、どんなにか誇らしげだったに違いない。と、対面して説明を見ると、寄贈した所有者はカタカナ名夫人だったのには、興味が惹かれた。が、所有した経緯までは不明であった。

志村ふくみさんの着物は広重の横に展示され、パッチワーク風でその布布の繋がりが面白い。

琉球の水色の布に紅い色で描かれた紅型が
アイヌのコーナーにあったのも珍しいが、鮮やかで惹かれた。

人それぞれの興味深い品を見つけられ、まだまだ日本のお宝は健在だと感じていた。

北海道に気持ちを向けたけれど

2020年11月08日 09時16分43秒 | 日記
促進販売があった時には出かけたこともなかったので、調べたのは数か所あった。けれど選びかねたのは、北海道がまず感染者数値が高くコロナニュースがとびこんだものだから、他を候補にしていた。

けれど出遅れているうちに月が替わり、といっても一か月?ほどだろうか、北海道は今は再び昨年同様のニュース具合が進行している。

メンバーズカードが3か月更新されるそうなので、早めの内に手続きをしようと、久々にトーハクに出かけた。会員開始が12月半ばで、成都旅行から戻り、出かけて入会手続きをしてから、なんと11か月ぶりほどの再訪になる。



駅のエスカレーターで片側通行を控えるようなPRもあったけれど、コロナで吹き飛んでしまったのか、人がどんどん歩いて追い越し、降りていく。若年層だろう。心理的な疲弊状況がそうさせているのかもしれない、お昼時。車内でも高齢者はどれほどいただろうか・・・?(ああ、だからエスカレーターも歩いて行ける!)


上野の改札口は変わり、広場前に直結して交差点を渡らずに進めるようになった。

「今日は200人だって」と、ベンチ前にいた家族ずれで後から来たお母さんが投げかけた。聞いた途端に目が合い、(外出しても、するからスマホ記事に繋がるのだろう)「半年以上もここにきていなくて、久しぶりです。」と放つと同情混じりにご主人が笑っていた。

と、初めから終わりまでコロナ。

gotoトラベル 
トーハクで 自助共助空間トラベル 上野盛森


上野の森は今や胸がすくような色です。こんもりとした樹林の緑の濃淡の葉が黄色・臙脂・茶赤に重なり合って染まり始めています。





室温 20度

2020年11月06日 11時49分42秒 | 日記
よろよろ這いつく 床の上 米粒蜘蛛も 立冬感知

コロナは乾燥した空気でよく動き回るのか、このところ再び感染者数がふえているようだ。欧州では自粛生活に入った国もある。

と、身辺では日常を取り戻す気持ちが起きているだろう。ターミナル駅の構内を歩けば観て取れる。マスクを着用して普段どおりに活動しているにちがいない。

お歳暮コーナーは距離をあけて順番呼び制度になっていた。

そして、不織布マスクは値下げ品が100円で5枚も入っているのもあれば、水着布で作られたのも多種類陳列されている。
首元まで覆うのもあり、今年の冬は防菌防寒も兼ねて覆面パレードも見えるかもしれない。