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我是三四六岁 
(旅の相棒募っています 乙女)

トーハクの見もの

2020年11月08日 16時35分28秒 | 鑑賞
常設展では、入り口の右側にたいてい、珍しい物が展示されている。

今回は、中型とも呼べばいいだろうか、1メートルもなかったかもしれない仏像が、くりくりくせ毛の頭で、袈裟にはまるで漆でひいたかのような布の繊細な模様が木造(?)に綺麗に描かれていた。

2階の展示だっただろう、鮮やかな濃い赤の火消し半纏があった。金色の糸で袖の肩横方向に縄が立体的に縫い編み込まれ、フリンジが下がっていた。見事に美しい品で、これが火消しで粋に着るとしたら、どんなにか誇らしげだったに違いない。と、対面して説明を見ると、寄贈した所有者はカタカナ名夫人だったのには、興味が惹かれた。が、所有した経緯までは不明であった。

志村ふくみさんの着物は広重の横に展示され、パッチワーク風でその布布の繋がりが面白い。

琉球の水色の布に紅い色で描かれた紅型が
アイヌのコーナーにあったのも珍しいが、鮮やかで惹かれた。

人それぞれの興味深い品を見つけられ、まだまだ日本のお宝は健在だと感じていた。

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