for today 科学に目を向けよう

短文


我是三四六岁 
(旅の相棒募っています 乙女)

ほかほか ほっこり 

2020年10月30日 11時25分07秒 | 日記
昨日は敷き布団の綿が多いに嬉しかったのか、今までになく膨らんで軽くなり、夜は暖かかった。一枚だけ干しただけで十分満足できる。

それまでは、干したとしても昨日ほどではなかった。寒くなるとお布団干し日和が続き、乾燥機とは違った膨らみ具合になる。

私の敷き布団は母と一緒に作ったもので、とても年期が入っている。当地に住むようになってから実家から持ってきて何度か洗いには出しただろう。

母は家中の布団を手作りし、かいまき布団も作ったかもしれない。手伝いは私か友達で、和室に広げて夜具布に綿を何層にも敷いていき、四隅を閉じて中から外に返すと真新しい布団のできあがりだ。出来立てに大の字になって体を預けるのは大至福とも言え、「まだ綿が落ち着かないから」とは、母が私にかけた言葉だっただろう。その布団の一番初めの使用者が誰になったかは、覚えていない。

ベッドを使うようになって、邪魔にならないように布団を敷くと、あまり頻繁には布団を干さないだろう。ベッド派にはお日様に当ててよみがえった綿布団の膨らみがどんなに幸せか感じ取れるだろうか。

などと要らぬおせっかい わたしだけ



イベント楽しみではあるけれど 食品ロスシーズン?

2020年10月24日 10時54分27秒 | ニュースを読んで
スーパーによっては、効率上だろうか、少量サイズをあまり置かないところもある。食べきって使う量、料理を飽きないように食材を組み合わせるなら、少量パックは多種買いができ、食品を無駄にしにくくなると思う。

買ってくる人・荷物を運ぶ人・ストックに入れ、調理をしてお腹に入れてゴミ出しをする人、過不足の体への影響などなどを考えれば、何とかなるのではないだろうか。

野菜の皮も、インスタ映えを抜きにすれば? 外皮に一番栄養があるらしいけれど、農薬も考えなくては・・・と、必要に応じればどうでしょうね。

つい最近知ったのが、リンゴの芯や外皮が天然酵母の元になるということです。これは、大変な代物です。

忙しい家庭には廃棄物を取り除いた食材を売るのも便利かもしれません。

実りの秋からイベントに色を添える食の時期が続き、食べきってしまうのを心がけるだけでも、効果はあるに違いないと、台所管理者は思います。

なんっていったって コロナ事情のチョイ節約不景気モードだから




自粛中なんだもの

2020年10月23日 10時10分07秒 | 日記
今日は朝から糠雨。音もない。上の葉から受ける雫が下の葉を微かに揺らす動きぐらいで、
昨日見かけた白梅幼稚園のバスを見かけては、いいお日和に課外活動でよかったと、投げかけている。

そういえば、英語の教師で白梅出身の女性がいて、強烈に覚えているのが、核実験の打ち上げによって地軸への影響もある、と英語の記事を持ってきた授業の内容だった。

子育てをしたくなって仕事を辞め、地域のママさんサークルに参加した。人形劇を行うグループで、それも白梅だった。ネズミの人形を作ったと思うが、どこがどうだったかまでは覚えていない。

が、最近になって気づくと、ネズミはある年代の人たちにとっては、とても可愛い生き物として登場してくることだった。

『紅楼夢』に登場する宝玉が薫玉に聞かせるネズミの話は、私の好きな場面で、現実に目にやきついてしまった路上や市場を走り抜けたネズミとは全く異質の創作主人公になってくれている。

トッポジージョっていうのもいたし、ミッキーマウスもいる。「ネズミ君のチョッキ」は、大好きな絵話で、忙しい子育て中に子供と一緒にほっと和むひとときになった。

創作は時に満たし、和ませてくれているが、現物の姿が邪魔をしているのは、どうにも現実を生きている時間や何らかの危機感が先行しているのかもしれない。


天あられ

2020年10月15日 15時55分47秒 | 日記
段差のある林の中の木の段を昇り進むと
かさ かさこそ かさ かさかさ と、
背後に何かがいるだろうかと 
歩いた小径を振り返る
何の物陰もなく
再び足を進める
振り向いても何も見つけられなかった
次の瞬間、どこか怖がり虫がぴょんとわいてくる
と再びかさこそ かさこそ ぼっ と
頭上からふってくるようで、樹林元の崩れだろうかと、
怖がりが心配に化けたりもする
この頃の地盤をおもいやったりもして、
ぼつぼつぼっ ああ、どんぐり雨だわ!

<ハッシュタグ無効にしてください。>
ボランティアの調査員の方の作業によると、木を倒してしまうほどの虫が各地で繁殖しているそうです。

建礼門院右京大夫

2020年10月08日 12時27分41秒 | 日記
めずらしや つきに月こそ やどりけれ 
雲ゐの雲よ たちなかくしそ

炉の傍でお食事をしていると、まあ、坏に月が写っているではないですか。雲居の雲さん、お月さんを隠さないでくださいな。

建礼門院平徳子に右京大夫として仕えた女性がこの歌の作者で、藤原隆信、平資盛と恋愛関係にあり 壇の浦で資盛(年下の夫)が藻屑と消え、その後供養をたどり、歌表現で慰め七夕恋慕の歌は50首もあるとか。ストレートな気持ちの恋歌表現は時代を経ても分ち合えられたようです。

お椀に上弦の月が覗ける味噌椀も時にはあるけれど、この歌なら作者の気持ちは今でさえ、共有できます。

いったいどんな場所で作者は坏を手にしたのでしょう。当時の家屋でまだ薄明りのある夕食を食べる時間に違いありません。季節は?角火鉢があります。



こんな歌を再現するとしたら、アウトドアキャンプかもしれません。それともベランダ夕食?
当時の食事はいったいどんなだったでしょう。
再現している店もあるようです。

と、台風の御蔭で気温は11月並みで、この歌のような季節だろうか、少しばかり小さめな暖房を入れた。

と、白いスープまで拵えた。ホタテ・里芋・白キクラゲ・スキムミルク・香辛料・塩 

 芋満月 薄しらき 雨夜の灯り 相暖められ

センチな歌や寂し気な歌が多く詠まれた右京大夫の歌は、日本語が綺麗で、
ときどき言葉に駆られてメロディーが口から湧くのが何とも不思議な出会いです。

♬おきつなみ~    おおおもうこと~   ♬ メロディーだけが流れていきます。