無人探査機の「はやぶさ」が「リュウグウ」から生命の歴史をさぐるべく、地球から操作されているそうだ。
どれくらい地球から離れているか、調べると、私たちは家にいながらにして、はやぶさ2もリュウグウも映像で見られる。
リュウグウから20キロの場所を維持していると情報があった。
「生命の歴史」?
私が知っているのはバージニア・リー・バートンが1962年に描いた絵本で、子育て中に基金から寄贈された本には、
宇宙の☆の順番が記され、最後のページには、「これから開くのは、あなたの歴史です」などとエールを贈った締めくくりになっていた。
どこか、郷愁をわかせる雰囲気が絵本にはあり、他にも何冊か思い出している。
その後の宇宙開発技術によって、冥王星と海王星の☆の位置が代わり、「違うわよねえ」と、この絵本を読むときに子供と一緒に変えて読んでいた時があった。
が、今や世代が変わり、するとリー・バートンも知らなかったような小惑星「リュウグウ」が発見されている。
絵本は改訂版があるらしい。我が家の絵本はアンティークにお蔵入りするだろう。宇宙開発技術の発展により、変わったのだろうか。
はやぶさは、地球からの操作によって、リュウグウのサンプルを持ち帰るそうだ。なんと興味深いのだろう。どんな元素があるのだろうか、生物の痕跡がわかるのかもしれない。
これからその惑星の将来の変遷を計算しもできるのかもしれない。
すぐに七夕になるけれど、私たちの創作遺産を風物として楽しむでしょう。