for today 科学に目を向けよう

短文


我是三四六岁 
(旅の相棒募っています 乙女)

落ち穂焚き

2010年04月27日 16時56分13秒 | 日記
お正月にはたいてい出かけていた境内で

落ち葉焚きを見かけた。

風もなく、雨が降るだろう日を見計らって

杉林を掃いて焚いています。

かき集められた杉の穂は
そのままの形で白い灰になり

手にすると
フロストシュガーのようでもろもろと柔らかかった。

かぶり物をつけ、これから雨が降りそうな空模様は

下を向く作業がどこかもの寂しげで・・・・


けれど 燃え盛った杉の穂焚きの炎の明るさは母に繋がり、

手の中の灰の感触は幼いころのいつかのようだ


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