ジュリア―ノ メディチ(1453-1478)はフィレンツェ一の美人とされたシモネッタ ヴェスプッチ。彼女を騎士としての崇拝女神とするよう、夫からの勧めがあり、こちらの肖像画がその女性です。二人が出合ってからシモネッタは翌年に亡くなったそうですが、ボッティチェリは「ヴィーナスの誕生」を9年後に彼女をモデルとして描いています。
髪飾りのアレンジが複雑で現代のヘアスタイリストが挑戦するとどんなものか・・・
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2022/12/17 丸紅はドルが360円頃1969年から絵画輸入を始めたようだ。所蔵品はヴェスプッチ作品によるものだったが、この絵葉書版とはヘアスタイルが違ってすぐに分かった。宝石も違う。
彼女はヴェスプッチ家に嫁いだ、世界で5点描かれているミューズ。ヴィーナス誕生の絵にも彼女が何人も描かれていた。他にも身に着けていた宝石から特定した絵画もあった。若くして惜しまれた痕跡といえる。