10日ばかりの間に散歩をしていてそれぞれ別の場所でキジに出合った。
つい昨日は、2羽に出くわし、静観しようとするのだけれど、10メートル以上は離れているだろうに、隠れてしまう。鳥のあの小さな目から
私たち人間はとてつもなく大きな物体に見えるのだろうか。ちょこまかとすばしこく草丈のある畔に駆け込むのだけれど、動いているから
どことなく気配でわかってしまう。このキジ、じつは振動をキャッチスする能力があるらしいとwikiには書かれている。
と、別の方向からケーンと高めの音で鳴く声がした。
やや湿度もあり、それでも雨が上がったから汗ばんでもただ気持ち良く、自然が楽しませてくれる。 水のたまった整地されていない田んぼには
大きさの違ったカモがいて、近づいても逃げもしなければ、動じもしない。が、キジは、色鮮やかな鳥だから、「強面には動け」と遺伝子に組み込まれたのか、
それとも巣ごもりモードだからか、やはりスタスタと草むらに隠れてしまった。7月頃までが繁殖期で、夜は木の上で寝るらしい。
雨あがり 朝顔の芽も 離れ離れでおひっこし
雨降りのいとま 雨上がりの忙しさ 心身も躍動す