山西冬彦ほぼ週刊トライアスリート通信

65歳を過ぎたおじさんのトレーニング&レース&エトセトラ

東京近郊の梨園が今の半分ぐらいになってしまうのでは??

2021-09-09 10:41:14 | いろいろ

■そのうち東京近郊の梨園が半分ぐらいになくなってしまうのでは

先日、K市の方から、梨農家の方がご高齢でもう長く続けられそうにないから、誰かやってくれる人を探しているというメールをもらって、一週間もしないうちにN井副隊長から梨が送られてきた。

送られてきた梨は、副隊長の会社のある千葉県S市産で、豊水A、豊水B(ABの違いは単に生産者が違うだけです)、香りの3種類。ちなみに千葉県は梨の生産量が日本一で、白井市の生産量は県内一位。

「違いを味わってください。」というっことだったので、次の日の朝、早速、豊水Aをいただいた。

この梨が美味しかったんです。

みずみずしくて甘く、梨特有のシャキシャキ感、そして最近なくなってきたジャリジャリ感もあって、久しぶりに美味しい梨を食べた感じ。

早速、感想をメールしたところ、

この豊水Aを作っている農家は会社の同僚の実家なのだが、ご高齢でかつ誰も梨農家を継ぐ人がいないので、実はこれが最後の梨なんです、という返信がきた。

あと、最近は気候変動により、梨の出来がよくなかったり、台風や雹等自然災害による被害も頻発していることも廃業につながっているらしい。

また、廃業するには木の処分、整地作業もあることから、体力のあるうちにやめるそうだ。

何とかできないものか??

このままでは、どんどん梨園がなくなってしまう。

もちろん、農業従事者の超高齢化と後継者不在は、梨園だけの問題ではないのですが・・・・。

「白井の梨」の詳細情報は以下のURLで。いろいろ勉強になります。

http://shiroi-nashi.com/

 

■山梨の桃園の話

これも、先日の話で偶然なのだが・・・・。

友人N倉君の奥さんの会社(2部上場企業)が、CSRとして、社員の実家の桃園を守るために

社員を一人常駐させ、桃園の管理作業や収穫作業を研修の一環で行っているという話を聞いた。

しかし、言うは易しだが現実は厳しく、運営資金もそれなりにかかり、このプロジェクトを継続させるために苦労しているとのこと。

 

1週間にこんな話が3回も話題になるというのは、やはり果樹園農家の超高齢化と後継者不在はかなり深刻であり、果樹園の廃業がかなり進んでいるということか。


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