ふうてんの猫の猫耳東風的フリチベ生活

働きながら和製MBAと工学博士取得をしていた自称苦学生バックパッカーの日記。
今は学位もとって大阪で技術戦略考えてます

日記 生活と仕事とアウトソーシング

2004年11月12日 | 徒然なるまま(日々雑事)
昨夜、体調が急降下したので、早めに眠ったのですが、今朝はダウンしてしまいました。

三時から打ち合わせがあったので、それまで家で眠っていました。
打ち合わせだけして帰るつもりだったのですが、そうもいきませんでしたので、
社内打ち合わせしたり、RedHatのインストールしたり、見積もりとったりしていました。

猫は仕事していないのではないか?という疑惑もあるので、どんなことをしていたか書いてみます。
今日の5時間の勤務内容。

三時から、横須賀から来た研究員に家庭用ファイアウォール機能のデモ
その後、組み込み系のLinuxのボードが欲しかったので、業者に見積もり依頼と電話打ち合わせ
自分の移動用のノートパソコンが欲しいので、その見積もり依頼
あとは、Webサーバの機能で特殊なことがしたいので、マニュアル(オライリー)読んだりして、
明日のテキスト印刷して帰りました。(約100ページぐらい・・・)

昨日のグループミーティングでもこの半期の目標が出たのですが、僕の仕事も目白押しです。
開発として僕ができて、かつ世の中的にインパクトのありそうなことを主体でやるつもりでいるのですが、サイズが小さいので、ソフトウェアは僕の内製。
画面などは専門のデザイン会社に出します。
必要な特許も自分で書かずに弁理士を雇って書いてもらう。
さらに、論文も日本語で僕が書いて、翻訳事務所に英訳してもらってチェックして投稿。
僕が前期に申請した特許も海外で特許化するのに、知的財産部門や国際特許事務所にお願いすることになります。

そんな感じで、自分の仕事で人ができないことだけをして、人にお金を出せば頼めることは、どんどんアウトソーシングすることになりそうです。

夜間に大学に通っていなければ、スキルアップもかねて、英語などは自分で書きたい気もしますが、
今日みたいに過労で倒れているようでは、とても無理ですね。

結局、仕事をどんどんアウトソーシングして、最後に自分でしかできないことがどれくらいあるかが、
一つのプロフェッショナルとしての側面だと思います。
人にお願いすることが多くなってくると、自分の仕事のうち切り出して他人にできない、「余人を持っておき耐えがたし」とは何か?
を意識するようになります。
そうしないと、あっというまにいらない人だよなって考えるようになりました。
今の採用の流れも、余人を持ってできることであれば、派遣社員やアウトソーシングに任せて、本社機能の本業を将来担える可能性のあるコア人材だけを採用する、というのが優良大企業の流れのようです。

僕も来年か再来年ぐらいには、経営学的視点を持った情報工学の専門家になれるように、これから明日の朝までにレポート三つです。
頭痛がするのに、ちょっと辛いので、英語の論文のまとめは出さずに、日本語のケーススタディーのレポート二本でお茶を濁します。

頑張るぞ!!