今日も、体調不良であまりやる気がしないので本を読んだり、調べ物したりしてました。
歩くと足に痛みが走るので実験室に行くのも面倒だし・・・・と
中国SE関連のサイトなどを一気に眺めたのですが、個人的には将来の日本のSEはやはりヤバイだろと思っています。
中国ソフトウェア業界の実力とオフショア開発の勘所
や中国のSE事情 from上海や
「日本のソフト産業にもう学ぶものはない」、品質管理の専門家が苦言や
アウトソーシングが破綻する!?や
ベトナムはオフショア開発の“原石”や
「中国での共同開発は難航した」――ミラクル・リナックス社長 佐藤武氏
そして
馬場史郎氏のSE徒然草「しっかりしないと中国のSEに勝てない」(2004年10月18日号)を読んで、馬場史郎氏と同様の感想を持ちました。
僕が旅をしていてIT系の技術者なので目に付くのかもしれませんが、
★モロッコのカサブランカでマイクロソフトやオラクルの中上級の資格の学校のポスターがペタタペタ張ってあったり、
★スリランカのネットカフェのお兄さんがCCNA(シスコのベンダー資格)のテキストで勉強していたり、
★香港で配っているフリーペーパーにマイクロソフトのベンダー資格やMBAスクールの広告がペタペタ張ってあったりと、
日本を離れると、諸外国の人々の「能力を高めて豊かになろう!!」という懸命さに圧倒されます。
そして、ミャンマーあたりでは、親日的な国で、日本のドラマなども放送されているということもあり、日本語を話せる人も多く、理工系大卒が普通の専門性が高くない仕事をしていたりしました。
私は、本当に「しっかりしないと途上国のSEに勝てない」と思います。
そして、もし途上国の人々の方が安くていい仕事をするのであれば、彼らに仕事を頼むほうがより正義にかなうように思います。
日本人だから、日本のSEを使おうというのは、ひとつの考え方ではありますが、ビジネスですから、良いものがあればどこからでも調達する、という方が理にかなっていると思います。
ここでは馬場史郎さんが何度も訪中して印象深かった中国SEのことを簡単に紹介したいと思います。
1 目が輝いている。やる気が凄い。彼らのエネルギーに日本の若者が勝てるだろうかと、不安さえ覚えるほど。
2 中国のSEは中国人としては破格の待遇であり、エリートが集まってくる
3 SEは大卒か院卒であり、プログラマとは職種が別で、簡単にはSEになれない。
4 日本企業の新人教育以上の教育を大学や大学院で受けている
5 IT系学生の90%が英語を学習し、10%が日本語を学習。日本企業入社後半年で日常会話、1年でメールのやり取りが可能になる。
6 中国の雇用は3年契約で、一生勉強し努力し続けないと給料は上がらず、働くことも難しい
7 (引用)7点目は、IT企業の経営者が若いところ。ほとんどが30代でエネルギッシュだ。やる気もすごい。ある経営者は「我々は、SEの派遣はやらない。スキルが伸びないからだ。そんな日本企業とは付き合わない。」と明言した。これが中国のIT業界を代表した意見かどうかはわからないが、、そこには彼らが持つ夢と志を感じたような気がした。
として、「日本から3時間のところに、元気で頭がよく目を輝かせながら一生懸命努力している若者が数万人いる。それも年々増えている。 」
「中途半端な日本人SEは淘汰される」
と言っています。
僕もその通りだと思います。
体感的には日本のプログラマーとSEの下から7割ぐらいは、国際協業が可能になれば彼らに勝てないので不要でしょう。
一年目が、SEやITコンサルとして客先に行って、100万円/月です。なんて人を馬鹿にしたビジネスなど論外でしょうし、専門性が低ければ何年たっても中国オフシェアを目標価格にした単価しかもらえなくなるでしょう。
まさに、普通の小売や金融の窓口行員、能力的に平均以下のITエンジニアなどには、年収300万円時代がおそらく5年から10年以内に訪れるだろうと思います。
しかし、世界でも一部の人しか受けられない大学教育を受けた日本の人々は、自らの人生を切り開くだけの用意はされていると言っても過言ではないと思います。
日本の大卒は世界的に見たときには、弱者救済の対象であるはずがありません。
欲しいだけの年収がもらえないのは本人が悪いと思います。
しかし、逆に、全員が上を目指す世の中が素晴らしいとも思いません。
のんびりと年収300万円で生活しても、十分に素晴らしい人生だと思います。
しかし、能力も高くなく、努力も人並みでは、高い給料を望むべくもないというのもまた事実でしょうし、それは強欲というものです
私は日本のSEには頑張って欲しいと思います。
馬場史郎さんが繰り返し言っているように、現状では「顧客がかわいそうだ」と思います。
中国人SEに能力や提供するサービスで打ち勝とうという、目の輝きを持ったエンジニアが増えることを祈っています。
また、つまらない仕事しかしない、SE,プログラマ、ITコンサルが、淘汰されていくこともまた顧客のために必要なことです。そのためにも、ペースメーカーとしての中国SEは良いライバルだと思います。
歩くと足に痛みが走るので実験室に行くのも面倒だし・・・・と
中国SE関連のサイトなどを一気に眺めたのですが、個人的には将来の日本のSEはやはりヤバイだろと思っています。
中国ソフトウェア業界の実力とオフショア開発の勘所
や中国のSE事情 from上海や
「日本のソフト産業にもう学ぶものはない」、品質管理の専門家が苦言や
アウトソーシングが破綻する!?や
ベトナムはオフショア開発の“原石”や
「中国での共同開発は難航した」――ミラクル・リナックス社長 佐藤武氏
そして
馬場史郎氏のSE徒然草「しっかりしないと中国のSEに勝てない」(2004年10月18日号)を読んで、馬場史郎氏と同様の感想を持ちました。
僕が旅をしていてIT系の技術者なので目に付くのかもしれませんが、
★モロッコのカサブランカでマイクロソフトやオラクルの中上級の資格の学校のポスターがペタタペタ張ってあったり、
★スリランカのネットカフェのお兄さんがCCNA(シスコのベンダー資格)のテキストで勉強していたり、
★香港で配っているフリーペーパーにマイクロソフトのベンダー資格やMBAスクールの広告がペタペタ張ってあったりと、
日本を離れると、諸外国の人々の「能力を高めて豊かになろう!!」という懸命さに圧倒されます。
そして、ミャンマーあたりでは、親日的な国で、日本のドラマなども放送されているということもあり、日本語を話せる人も多く、理工系大卒が普通の専門性が高くない仕事をしていたりしました。
私は、本当に「しっかりしないと途上国のSEに勝てない」と思います。
そして、もし途上国の人々の方が安くていい仕事をするのであれば、彼らに仕事を頼むほうがより正義にかなうように思います。
日本人だから、日本のSEを使おうというのは、ひとつの考え方ではありますが、ビジネスですから、良いものがあればどこからでも調達する、という方が理にかなっていると思います。
ここでは馬場史郎さんが何度も訪中して印象深かった中国SEのことを簡単に紹介したいと思います。
1 目が輝いている。やる気が凄い。彼らのエネルギーに日本の若者が勝てるだろうかと、不安さえ覚えるほど。
2 中国のSEは中国人としては破格の待遇であり、エリートが集まってくる
3 SEは大卒か院卒であり、プログラマとは職種が別で、簡単にはSEになれない。
4 日本企業の新人教育以上の教育を大学や大学院で受けている
5 IT系学生の90%が英語を学習し、10%が日本語を学習。日本企業入社後半年で日常会話、1年でメールのやり取りが可能になる。
6 中国の雇用は3年契約で、一生勉強し努力し続けないと給料は上がらず、働くことも難しい
7 (引用)7点目は、IT企業の経営者が若いところ。ほとんどが30代でエネルギッシュだ。やる気もすごい。ある経営者は「我々は、SEの派遣はやらない。スキルが伸びないからだ。そんな日本企業とは付き合わない。」と明言した。これが中国のIT業界を代表した意見かどうかはわからないが、、そこには彼らが持つ夢と志を感じたような気がした。
として、「日本から3時間のところに、元気で頭がよく目を輝かせながら一生懸命努力している若者が数万人いる。それも年々増えている。 」
「中途半端な日本人SEは淘汰される」
と言っています。
僕もその通りだと思います。
体感的には日本のプログラマーとSEの下から7割ぐらいは、国際協業が可能になれば彼らに勝てないので不要でしょう。
一年目が、SEやITコンサルとして客先に行って、100万円/月です。なんて人を馬鹿にしたビジネスなど論外でしょうし、専門性が低ければ何年たっても中国オフシェアを目標価格にした単価しかもらえなくなるでしょう。
まさに、普通の小売や金融の窓口行員、能力的に平均以下のITエンジニアなどには、年収300万円時代がおそらく5年から10年以内に訪れるだろうと思います。
しかし、世界でも一部の人しか受けられない大学教育を受けた日本の人々は、自らの人生を切り開くだけの用意はされていると言っても過言ではないと思います。
日本の大卒は世界的に見たときには、弱者救済の対象であるはずがありません。
欲しいだけの年収がもらえないのは本人が悪いと思います。
しかし、逆に、全員が上を目指す世の中が素晴らしいとも思いません。
のんびりと年収300万円で生活しても、十分に素晴らしい人生だと思います。
しかし、能力も高くなく、努力も人並みでは、高い給料を望むべくもないというのもまた事実でしょうし、それは強欲というものです
私は日本のSEには頑張って欲しいと思います。
馬場史郎さんが繰り返し言っているように、現状では「顧客がかわいそうだ」と思います。
中国人SEに能力や提供するサービスで打ち勝とうという、目の輝きを持ったエンジニアが増えることを祈っています。
また、つまらない仕事しかしない、SE,プログラマ、ITコンサルが、淘汰されていくこともまた顧客のために必要なことです。そのためにも、ペースメーカーとしての中国SEは良いライバルだと思います。