ミズキ科 アオキ
樹皮が緑色であるためアオキと呼ばれています。雌雄別株で雌株には冬を越した艶やかな赤い果実が残っています。
勢いよく立ち上がります
雄花が勢いよく伸びて雌花を待っています。紫褐色の萼片4枚の間にクリーム色の短い雄しべが4本点状にあり真ん中に切れ込みがあります。
赤い果実が落ちてから追っかけます
雌株は赤い果実に生命を吹き込んでいる間に、若葉に包まれた中で雌花が育っていきます。若葉が開き始めると幾つもの雌花がこぼれ出ます。雄しべは退化して見られません。中央に緑色の短い花柱があります。雄株の雄花、雌株の雌花が咲きそろてアオキは成長期を迎えます。
こちらでも先日林の縁で食べられずに残っている真っ赤な果実を見つけました。
鳥の仕業でしょうか林の中に若いアオキが増えています。
こちらでもアオキの若木が目立っています。雌雄別株となると雄株が断然多くて、雄花ばかりが目立っていますが、雌株および雌花を見つけたときは観察会などでは「ハー? へー! ホー?!」の声が聞かれます。