ふれあいの森特派員

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葉から樹木へ栄養のやり取りを行った痕です

2018-11-30 16:12:21 | 植物

                  ウコギ科 タカノツメ

タカノツメの葉の葉痕です。白い粒粒が分かりますでしょうか?その粒粒が維管束と言って葉から出来た栄養分や、地面から吸い上げた水を葉にやり取りするストローの様なものです。この数も樹木によってずいぶん違います。同定するときの基準にもなったりします。

こちらは幹に付いた葉痕後です。一番上に付いている葉痕後のU字型がタカノツメの葉痕の典型的な形です。その上にある丸い黒いものは春に葉が出る冬芽です。

ウコギ科 タラノキ

一方こちらはタラノキの葉痕です。粒粒が沢山付いていますね。

こちらは樹木側の葉痕です。案内人の仲間内ではクレオパトラのネックレスと呼んでいます。まさにそんな風に見えますね。

 

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
離層 (さんぽ)
2018-11-30 18:21:03
今晩は、

離層は葉柄側か、それとも茎側に残るのか。

葉と茎は離層を中心に分離されると説明がありました。どちらにも離層が付いているようです。
離層 (なか)
2018-11-30 22:16:17
さんぽさん、コメントありがとうございます。
考えてみればどちらか片方に付いていそうですよね・・・両方に付いているんですね、ありがとうございました。

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