ふれあいの森特派員

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「酷暑にもめげず!」

2024-09-01 16:33:27 | 昆虫

39度の日々が続いた時の出来事です。岐阜市北部の公園花壇で花の植え替えをするため、植栽したヒマワリを抜き取っている時、沢山の穴を掘るアナバチに出会いました!

                                                             アナバチ科 クロアナバチ

カラカラに乾いた土に頭を突っ込んで穴を掘り、脚で後ろへと出しながら掘っているようです。少し離れた場所でも掘っているハチがいました。

この個体は翅の色が濃い様に感じます。

                                                                    アナバチ科 キンモウアナバチ

                                                              穴を掘る動作は、クロアナバチと同じです。

近づいて見たら、穴の中から睨まれてしまいました!(笑)口の部分は、牙か鋤の様な形です。

クロアナバチ(左)とキンモウアナバチ(右)の比較です。

赤い矢印部分の胸部と顔面に生えている毛の色が異なっています。クロアナバチは白色系でキンモウアナバチは金色系。個体の大きさはキンモウアナバチの方が少し大きいようです。

クロアナバチがツユムシを捕まえていました。この後、仮死状態にした個体を掘った穴に持ち込み産卵するようです。

放棄されたツユムシは、穴の傍に置いて見ましたが見向きもされません!他のハチが捕まえた物は不要なようです。

アナバチの掘った穴を幾つか確認してみました。斜めに掘ってある穴、直下的に掘ってある穴、統一性は無い様に思いました。深さは40㎝~50㎝あり、結構な深さに驚きました。

クロアナバチは以前より多く見て知っていましたが、キンモンアナバチは見た記憶もあまり無く、見過ごしの可能性も高く撮った画像もありませんでした。今回は、間近で観察し調べることも出来たので良かったです。キモンアナバチに関しては、生息域が本州~フィリピンの広域な南方系のアナバチだとの情報。温暖化により北上拡大が進んでいるかとも思いました。

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