ツタ&ツタウルシ
同じ場所に2種類が混生している場所がたくさんあります。矢印のものがツタウルシです。
こちらも矢印のものがツタウルシです。見た感じはツタウルシの方が鋸歯がまばらで葉先がとんがっている感じですが個体差が有るので一概には言えません。慣れてくると一見しただけで同定できるのですが慣れるまでは葉先を見るしか方法が有りません。
向かって右がツタウルシで左がツタです。
下になっているのがツタウルシで上にあるのがツタです。ツタはご覧になって分かるように鋸歯の先に爪が有ります。ところがツタウルシは爪が有りません。ツタは爪と覚えといてもらうと忘れないかも。
ツツジ科 シャシャンボ
何だかいい香りがするのでその元をたどってみたらこれに行きつきました。実がなってから関心を持つくらいなのでこの花の時期は今まで見た事が無かったことに気が付きました。とてもいい香りがします。今まで何していたのか反省です。
アカネ科 クチナシ
良い香りと言えばこの花ですね・・・特に梅雨時の湿度が高い時は更に良い香りが満ちてきます。
これも今まで何故知らなかったのかと思うほど色変わりしています。花の時は真っ白ですが一日経過するとどんどんこんな黄色に変化するのですね。まるで実の色です。実と言えば将棋や碁盤の足のモデルはクチナシの実のかたちです。見ている外野の人は口を出すなという戒めでクチナシの実の形を模っています。洒落てますね・・・
アジサイ
何時もここのアジサイの葉上にはフキバッタが鎮座しているのですが今日は一頭も居ませんでした。
シーボルトが日本から持ち帰った1000種類近い花々から品種改良を重ねて今では逆輸入をしている有様です。数百年前にすでに花で世界を席巻しようという感があ絵を持っていたのですから恐れ入りますね。
エゴノキ科 エゴノキ
こんなに実が付いていますがお隣にある木にはこんなには付いていません。何かが有るのでしょうね。
エゴのネコアシ
エゴノネコアシアブラムシが住み着いている芽が変化したものです。口が開いているのは羽根のある個体が飛び出して夏を過ごすために足細というイネ科の植物めがけて出た後です。もう少しするとエゴヒゲナガゾウムシがこの実に産卵するために来るはずです。昨年は一頭も見かけませんでしたので今シーズンは何とか写したいと思っているところです。
モッコク科 サカキ
一寸終わりかけでした。本来ならもう少しシャキッとした花です。香りも有ります。
公園散策で用心のために気をつけているツタかツタウルシかです。
今の所ツタウルシに該当するものはないと思っています。
そっくりですからね。で、同定ポイントが爪しかないって言うのですから・・・私の場合は触ってもかぶれないのでじっくりと爪を観察できますが被れる人はなかなか、困ったものです。