テントウムシ科 ナナホシテントウ
幾らなんでも早すぎる気がするのですが・・・2月4日に岐阜大学の畑に居るナナホシテントウを見つけました。しかも交尾をしています。
成体越冬しますので暖かい日には見かけることも有るでしょうけれど一寸早すぎの感じがします。
モチノキ科 セイヨウヒイラギ
岐阜大学の畑に植えられているセイヨウヒイラギです。かなりの実が付いています。
洋の東西を問わず古い枝から出る葉は棘が少なく丸みを帯びた葉になります。人でも年を取ると丸くなるのと同じという意見も有りますが人の場合は年を重ねても丸くならない人も居ますから一概には言えませんね・・・この実を齧ってみましたが若干甘みが有りました。ピラカンサスよりは美味しい感じですがこれだけの実がなっている所を見ると鳥にとっては美味しくないようです。
カタカイガラムシ科 ルビーローカイガラムシ
セイヨウヒイラギにこのカイガラムシが付いていました。ルビー色の蝋物質に包まれていて外敵から身を守っているようです。明治時代に入ってきたようですが果物の樹木の害虫のようです。
イセリアカイガラムシには足が確認できましたのでこれも若しかしたらと思ったのですが、足は退化しているようで確認できませんでした。調べるとこのカイガラムシの付いた枝を瓶の中に入れて置いたら小さなハチが出てきたようです。で、そのハチがこのカイガラムシに寄生するハチでルビーアカヤドリコバチで、このハチがどんな経過で発生したのか今もって判明していないようです。このハチのお陰でルビーローカイガラムシの被害も抑え込むことが出来たとか。この寄生バチは日本にしか居ないようで今もって不思議な事らしいです・・・一度その寄生バチも見てみたいものです。