


旧布野ダッシュ村日記です。
東日本大震災から丁度10年。
多くのテレビで特集、追悼式をやるというので、午後2時には
薪作業を辞めてテレビを見入った。
紹介される画面は、奇跡の一本松とか防災設備とか津波が押し
寄せるところとかで、大震災を昨日のことのように思い起さす。

違うのは、大きくかさ上げされた居住区域や道路、そして城壁
のような堤防、インフラの整備はほぼ終わっているようだ。
しかし、かさ上げされた居住区域に住宅の少ないこと、沢山の
空地だ。10年は長く夫々の場所に落ち着き帰ってこなかった。
10年前の小学生が今は22歳の社会人、彼らが追悼の石碑22基を
10年間で設置する取り組み、小学生の時経験した大震災を千年後に
伝えようとする試み。
胸を打たれるし、若い人の取り組みに希望が見える感じだ。
大震災から復興しつつあるその姿と対照的なのがフクシマだ、東京
電力の原発のメルトダウンにより今も帰宅困難区域が337平方㌔ある。
地震や津波は天災、原発事故は明らかに人災だ、その人災によって
今も多くの人が帰宅困難や困難な生活を強いられている。
そして廃炉まで後数十年かかるという、安全神話が崩壊してもまだ
原発続けますか、sekiはNOです。
最後はどうしても原発になります、この機会によく考え政府や電力
会社に「原発は0に」の意思表示しよう。
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