sekiの徒然日記

旧布野村に週末帰農を始めて18年で遂に解散。今後は尾道からsekiの徒然日記として再スタート。

橋下式政治主導  布野ダッシュ村尾道分村発

2011-12-07 19:39:05 | 時評
 広島ブログ
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 橋下新市長が圧勝した大坂ダブル選挙が終わって10日あまり、この間の橋下氏の動きは見事と言う以外ない、まだ市長に就任してないのですが連日マスコミに登場、自分政策・方針をぶち上げている。

 市幹部の選抜制度の導入、現行の区長を公募制に、市幹部との事前レクチャーそれも受けるだけでなく自分の考え・思いを伝え検討させる・・・・等々。

 選挙は「大坂都構想」なるもので争い圧勝したわけですが、村長には大坂都なるものは大坂人で無いので理解できてませんが、自治体の二重・三重構造はどこの市町村でも存在している。

 その自治体間の二重構造の打破は誰も望むところ、広島県と広島市とて同じだ、ただ選挙では既得権益と独裁のキャンペーンで政策はあまり流れてこなかった、大坂市民にはあったかもしれないが?

 戦い終わって流れてきたのは、選挙でアンチ橋下であった民主党や自民党の橋下氏への擦り寄り路線、曰く「大坂都構想」を検討する等々・・・まぁ早い話大坂の各選挙区で「維新の会」に対抗馬を立てられたらたまらない・・・だけ。

 まぁ、そんな馬鹿な政党はほっとけばいいのですが、重要なのは橋下氏の大坂市の改革の考えだ、職員の給与体系の見直し・補助金の見直し・市長直轄の人事制度に見直し・関西電力への株主提案権の行使等々。

 それを冒頭で言った市幹部との事前レクチャーで指示していること、もちろん全てではないでしょうが、自分がトップになるに当たり自分の考え・思いを幹部に指示や伝える。

 これこそが政治主導では、どこやらの民主党は指示も思いも官僚に言わず、ただ排除したこれを政治主導と考えるお粗末さ、官僚の知恵と経験を活用しないとどうにもならんでしょうがーと言いたい。

 国政と地方自治体の差があるが、橋下新市長が今やっていることは政治主導そのもの、これで職員の給与の見直しや議員数の見直しが出来たとすれば、国会は国会議員は何をしているのか。

 公務員給与の引き下げ・国会議員定数の削減、自分達がやろうと思えばすぐできる案件にも係わらず引っ張って引っ張って結局せず、橋下氏を見習えといいたい。

 やはり既成政党は信頼できない、改革を唱える新政党・政策集団に期待する・・・
政治不信が言われて長い今日、当然の帰結といえる。

 いっそ大統領制に変えてはどうか。