野に還る

ペンタックスをザックに
野山に花や鳥、虫たちを追う。
身を土に返すまでのほんの一時
さあ野遊びの時間の始まりだ。

伊豆沼再訪

2019-02-01 22:57:29 | 旅行

 テレビではよく優勝した選手が「やればできる」とか「夢はかなうものだ」

とかインタビューに答えて話している、そんな場面はよく目にする。 が、

そんな甘い言葉には努々惑わされてはいけない。

 その陰には大勢の「やったけどできなかった」人や「夢を

追いかけたが叶わなかった」人が死屍累々としてあるのだろうから

 

 前夜は古川に泊まったのだが、期待した天気は予報によるとどうやら

曇りがちとのことでがっかり。それでも雨や吹雪でないだけでもましかと

思い直しはしたが、ホテルを出るのが6時半過ぎと遅くなってしまった。

伊豆沼に着いたのは日の出をとうに過ぎた時刻。

 どうやら大半のマガンたちが飛び立った後だった。

 

現在のガン類の数は9万7千羽に上り、そのほとんどがマガン。

一時間前だったら、沼はマガンたちでびっしり覆われていたのだろう。

 

 朝寝坊のガンたちも少しは残っている。

 

 ハクチョウやカモたちも当然いる。

 

 仲良さげな白鳥ファミリー 

 

 キンクロハジロと比べると体の大きさが随分と違う。

 

 気持ちよさそうに伸びをしている

 

 沼には随分と氷が張っていて、残された一角にカルガモたちが固まっていた。

 

  どうやら朝寝坊のマガンたちも少しずつ動き出した。

 

 やっと塒立ちだ

 

 

  誘われたかのように残されたマガンたちも飛び立っていく。

 

 

 氷の上にいるのはセグロカモメ、ここでは珍しい。

 

 離れたところにはカワアイサの群れ

 

 

 水墨画のように見えるのはハスの枯れた茎

 

 葦につかまっているカシラダカ

 

 エナガの群れも葦の間を行ったり来たり忙しない

 

 スズメもたくさん見かける

 

 ホオジロ

 

 最後のマガンたちも飛び去って沼は再び静かになった。

 

 

 

 近くまで寄ってくれたカワアイサ

 

 物音に驚いて逃げ出してしまった

 

 時間があるので対岸のサンクチュアリセンターに寄った。

 

小さい鳥はスズメ、大きいのはトビ

 

 

こちらはハシボソガラスとトビ

 

 まだ朝なのに眠ったままのハクチョウ

 

 氷の上にはオナガガモ

  

 どこからともなく飛んできた風船

 

 この辺で。 

 

 

 


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