暑い盛り若い人は海へ行きたがるが、年を取ると海より高原がよくなるようだ。
精一杯早起きをして高速に乗ったのだが、同じ考えの人が多いと見え、
すぐに渋滞に巻き込まれてしまった。ノロノロ運転が遂に止まったところで
高速を降りて、群馬の赤城自然園から埼玉の森林公園へと泣く泣く
予定の変更を決断した。
都市緑化植物園
燃えるような暑さに負けじと大輪のヒマワリ
こちらはやや大人しめな
ヤマユリの小径はやや終わり加減、咲き残っているのは数輪
涼風が吹く森林にはキツネノカミソリが咲き始めていた。
同色の花はフシグロセンノウ
レンゲショウマも少しだが咲いていた
ちょっと変わった蕊、モミジアオイかと思ったが、タイタンビカスというモミジアオイと
アメリカフヨウを掛け合わせた花と書いてあった。
散水を浴びてきらめいていたナツズイセン
池のほとりにはチョウトンボがゆったりと、名のように優雅に飛んでいた。ものの本によると
羽が黒く暑いのでこんな風に止まるのだというが、ホントなのだろうか。
日差しを浴びると羽の色は黒から青紫へと変わる
やっと飛んでいるところを撮れた。
同じ池で見かけた、こちらはノシメトンボ
胴体が真っ赤なトンボはショウジョウトンボだ
枯れ枝にとまったイトトンボはアオイトトンボだろうか
ちょっと流し目をくれたキイトトンボ
羽の模様がきれいなヒメウラナミジャノメ
サトキマダラヒカゲも負けないぐらい羽色が美しい
見た目はテントウムシのようなこれは?、図鑑で調べても?幼虫かな?
散り始めたミソハギを見ながら、日陰でゆっくりと弁当を食べた。
のんびりとしたいい一日だった。
この辺で。