例年のように今年も3月の上旬、神奈川県にある城山カタクリの里を
訪ねてきた。訪ねたのは開園したばかりの3月9日、今年から入園料が
500円となったようだが、この日はカタクリの開花数が少ないという
ことで100円だった。
入り口すぐ近くで咲いていた八重咲のクリスマスローズ
カタクリは数株程度咲いていて、それを見つける楽しみがあった。
まだ早いとはわかっているのにこの時期に来るわけは二つ。人が少ないことと
花期が少し早いユキワリソウが旬でみられること。
これだけ花の色形が違っているのに同じ種の花とは不思議なものだ。しかも
この花は野にある状態でも様々な色合いの花を咲かすのだ。
この日はまだ直通バスが運行されていないので、とても空いていた。人のいない
園内をゆっくりと散策するのは何というぜいたくな時間なんだろう。
ユキワリソウ以外にもぽつぽつと花が咲き始めていた。
いつもの場所に一株だけ咲いていたコバイモ
キバナセツブンソウ
とても花とは思えないコチャルメルソウ
入園した時には花を閉じていたが、帰り際に開いてくれた
キクザキイチゲ
木の花のほうが種類が多かった。ミツマタとマンサク
ボクハンツバキ
アケボノアセビ
梅の花2種。ブンゴウメと唐梅
とても山茱萸に似ているダンコウバイ
この後は城山湖まで一時間ほどのハイキング。城山湖の
本沢梅園ではちょうど梅まつりが開かれていて、出店で赤く
ない赤飯とアユの塩焼きを買ってお昼とした。
この辺で。