弥彦から東三条、新津、水原と乗り継いで瓢湖に向かった。
時刻は午後3時を過ぎた、一日3回の最後の給餌が終わったばかりだ。
まだほとんどの白鳥は採餌場所から戻ってきていない
やがて鳴き声とともに白鳥たちが帰ってきた。
黒ずんだ翅の幼鳥の着水はどこか一所懸命で、危なっかしい。
いつものことなのかカモたちは驚きもしない。
真ん中の幼鳥を守るように親鳥たちが周りを固める。
カモの数、種類も多い。マガモ、オナガガモ、キンクロハジロガモ、ホシハジロガモ、カルガモ、ヒドリガモ、
幅広の嘴をもつハシビロガモなど。
日没近くになり、湖面も色づいてきた。
やがて鳴き声が間遠になり、辺りは闇に包まれていった。
この辺で。