FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>アウトドア定期便&リードクラスアウトドア

2009-06-03 23:36:50 | クライミングレッスン報告
5月31日(日)

アウトドアのたびに天気が悪く、5月の予備日。
雨は降り出してはいないものの、予報では午後から
おまけに今週はひどい降り方の雨が続いているため、岩の状態はかなり悪そう。

アウトドアに行くはずだったメンバーに聞いてみると、
「インドアで良い」と言うので、そうすることにした。
どうせなら違うジムにと言うことで、今回はビッグロックルート館へ。
メンバーはこうへい君、りんちゃん、ユイちゃん、りえちゃんの4人。

まずはボルダーでアップ。
どんな時でも基本の動きは忘れずにやるようにしよう。
今のみんなに一番大切なのは、
悪い癖のない、オーソドックスできれいなフォームを徹底的に身につけることだ。
それがきちんとしていれば後でいくらでも応用がきく。

今日のノルマは10本は最低でも登ること。
自分にとって易しいグレードでも構わないよ。
偶然居合わせた優しい美人ママさんクライマーが子供たちのビレイを手伝ってくださったので、
どんどん登らせてあげることができた。
本当にありがとうございます。とても助かりました
さて、子供たちは「ビレイの練習がしたい」と言いだすので、
「ビレイの練習はみんなが10本登ったらね」と告げると、みんながぜん頑張って登り出した

こうへい君は、スラブの10cにチャレンジ。
微妙な動きで遠いホールドをおさえに行かなくてはならず、かなりムズイ。
1便目で足位置や動きを決めて、2便目で本気トライしたが1テン
あと1回やろうかどうしようか迷っていると、ホールド変更のお知らせの張り紙が目にとまった。
「あ~、この壁変わっちゃうんだ。。。じゃぁ、やっておこう。」と3便目。
このトライでノルマの10本目。
もう後がない、と思ったのが良かったのか、この便でレッドポイントした

ユイちゃんはビッグロックがホームジム。
とはいえ、最近は塾の都合でパンプにレッスンに来るようになったから、ビッグロックのルートはかなり久し振りの様子だ。
最近登りが変わってきているので、以前青息吐息で登ったルートを復習するように促してみる。
ちょっと警戒しながらも取りついてみると、何のストレスもなさそうに登りきった。
「自分が強くなっているのがわかったでしょ?」と言うと、にっこりして頷いていた。

りんちゃんは渾身の東京カップ以来、リードはどうも怖さが出るようだ。
なので、あまり無理はさせないように気をつける。
簡単な課題を登る代わりに、足さばきに気を配りつつ丁寧にね

りえちゃんはノルマ達成を楽しんでいた。
簡単なルートを立て続けに登り、一番乗りでノルマ達成

ランチタイムをはさんで、午後はビレイの練習。
パンプでは子供たちだけで組んではいけないことになっているが、ここでは指導者がついていればその練習をさせてあげられる。
みんな補助のトップロープなしのホンチャンビレイは初めて。
「緊張する~」と言いながらも真剣にでも楽しそうに取り組んでいた

最後はみんなの大好きなボルダーで遊ぶ
課題を作ったりして盛り上がっていた。


最後にみんなで記念撮影。


レッスン終了後、ここまで来たら寄らなきゃソンソン、とみんなはボルダー館も満喫して帰って行った。