FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>特別枠レッスン

2009-06-01 20:54:02 | クライミングレッスン報告
5月21日

木曜日はレッスンはお受けせずに、自分のトレーニングとデスクワークに充てるようにしているのだが、
月に1回だけ、ちっくん、かんじ君、テツ君、そうし君の4人組のレッスンをお受けすることにした。
と言うのも、この4人は木曜日しか来れないと言うことと、
いつも一緒の仲良し4人組なので、一般の募集日だと他の人が入れなくなるからだ。

今日はピンクオールクリアにリーチのかかっているちっくんは気合十分。
かんじ君も張り切っている。

みんないれ込んでいて鼻息が荒いので、トレーニングと基本は最低限のものに抑え、
すぐにボルダーチャレンジを開始

前半戦。
かんじ君が調子が良かった。ピンク課題を立て続けにクリア
ちっくんは今一つ調子が出ない
テツ君は相変わらずマイペース
そうし君も動き方が安定してきたのと若干背が伸びたことでだいぶ登れるようになって来た

後半。今度はちっくんの調子が上がってきた。
逆にかんじ君は疲れてきたみたいで立ち場逆転。
ちっくんはハングのピンクを完登しピンクオールクリアを達成
「やったー」小躍りして喜んでいた

ルート。
そうし君が8メートルの高さまでクリア
「ボルダーで力を使っちゃったからきっと出来ないよ~」と弱気だったけれど、出来るようになってたじゃない。
続けていれば絶対に進歩する。自分を信じて頑張ろうね
ちっくんはみんなの強敵、一反木綿の5.8にチャレンジ。
ものすごく頑張ったけれど1回だけテンションが入った。
「登れたことにならないの?お願い~登れたことにして~
ちっくんに懇願されたが、これだけはそうしてあげることはできないのだよ。
1回もロープに体重をかけずに、自分の力だけで登りきる、それがこのシンプルなスポーツの最大のルールなのだ。

今度は登れるさ。またチャレンジしてね