転勤族のいばらきブログ

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オークス回顧  アパパネ、サンテミリオン 歴史的同着

2010-05-23 22:02:38 | 競馬
オークスは、アパパネ、サンテミリオンが1着同着。GⅠでは史上初の2頭の優勝馬が誕生した。


「ウオッカ-ダイワスカーレット」、「ウオッカ-オウケンブルースリ」、「フラワーパーク-エイシンワシントン」 1、2cmの1、2着差はあったが、ついにGⅠ同着が出た。それにしても、こんなこと今後何年先にまたあるかどうか?







レースは朝から雨模様だったが、馬場悪化も稍重止まり。多少は重馬場の巧拙もあったと思うが、力をみな出し切れる馬場状態だったと思う。

ペースは前半1000mは60.6秒と稍重の馬場状態にしては平均ペースだったが、次の800mが全て1F13秒台に落ちて53.4秒もかかっている。先行馬有利のペースだったが、実際は外からまくったアパパネ、サンテミリオンの差し比べになり、上がり3F35.9秒という決着だった。

アパパネについては、桜花賞のかかり気味の走りがどうにも気になって狙えなかったが、陣営もその点を十分矯正してきたと思う。2400mの距離不安もなかった。桜花賞、オークス2冠達成は厩舎スタッフの勝利といえるだろう。

サンテミリオンは1月デビューでオークスが5戦目。ここ最近は桜花賞組が強く、サンテミリオンも評価出来なかったが想像以上に強かった。完全にアパパネが出たのを内から差し返したのだから大したものである。







それにしても、勝った2頭は関東馬。勝利騎手は横山典と蛯名。勝利騎手インタビューで抱き合って祝福し合っていた姿は、なんとも微笑ましく嬉しかった。









仲良く、左がアパパネ、右がサンテミリオン。お互い1等賞ということがわかっているのかな?









さて、来週は日本ダービーだ。覚えておきたいのは、昨日、今日の競馬を見て、前が止まらなかった先週までと変わって、Bコースになって明らかに追い込みが決まるようになったことである。

良馬場で行われれば、脚質で有利不利があまりない本当の力勝負の素晴らしい競馬になるだろう。


そして、なんといっても神がかり的活躍の横山典騎手。ちょっと今は逆らいにくい感じがするな。

コメント
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