転勤族のいばらきブログ

全国住み歩いたサラリーマンの目から自分の趣味を紹介します

日本ダービー 回顧

2011-05-29 22:52:35 | 競馬
日本ダービーは池添騎手騎乗のオルフェーブルが完勝。2着にウインバリアシオン、3着は7馬身離れてベルシャザールが入った。





前日から降り続く雨。しかし、ジャブジャブの不良馬場には間違いないが、芝の状態が良いこともあり、一昨年のロジユニヴァースのダービーのような、馬が苦しくて止まってしまうような極悪馬場にはなっていなかった。

勝ちタイムは2分30秒5と馬場状態を考えたら及第点.前半オールアズワンが逃げたペースは1000m1分2秒4、1200m1分15秒4.後半の1200mは1分15秒1なので、前後半ほぼ同じラップで、レースの質が高く保たれた。


そんな中、勝ったオルフェーブルは、あのどしゃ降りの中、上がり3F34秒8でウインバリアシオン以下を振り切って圧勝した。この時期の3歳馬としては、精神的な成熟度が圧倒的に高い。距離も馬場も左回りも克服しての2冠達成。菊花賞に行くと思うが、順調にいけば3冠達成の可能性は相当高い。そして来年でもよいが、この馬も凱旋門賞に挑戦してほしい。


ウインバリアシオンは、青葉賞で久々に勝利したが、勝ちタイムが悪いこともあり軽視していた。しかし、オルフェーブルに直線唯一食い下がり、価値ある2着だった。


3着以下は7馬身離れ、今日のレースでは馬場にも泣かされ、オルフェーブルには完敗だった。ひと夏超えての成長に期待したい。
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日本ダービー 展望

2011-05-29 00:38:49 | 競馬
平成4年のミホノブルボン以降、日本ダービーのフルゲートは他のレースと同じ18頭になり、テレビ馬といわれた「参加することに意義がある」という勝負度返しの玉砕的逃げ馬もいなくなった。
「ダービーは運が強い馬が勝つ」という格言はすっかり変わってしまい、「ダービーは強い馬が勝つ」レースに変貌した。


しかし、この2年間の日本ダービーは少しおかしい。

一昨年は、レース前2時間でバケツを引っくり返したような豪雨に見舞われ、とんでもない重馬場の中、ジョーカプチーノが破壊的ペースで逃げて、ロジユニヴァース、リーチザクラウンがゴール板なだれ込んだ。しかし、このレースがよほどこたえたのか、ロジユニヴァース、リーチザクラウン、そして一番人気だったアンライバルドら人気馬は、この後、枕を並べて故障、スランプに陥ってしまう。

昨年は、一転して超スローペースで、直線だけのヨーイドン競馬になってしまい、出遅れたペルーサ、ヒルノダムールはスタートで万事休す。エイシンフラッシュ、ローズキングダム、ヴィクトワールピサで決まった。これらの馬達は力をつけ、現在、強い4歳世代になっているが、この日本ダービーはレースの質は低かった。



そして、明日は雨が降り続き、どうやらダービーは不良馬場になりそうだ。不良馬場でもせめて一昨年の田んぼのような馬場にはならないことを願いたい。


大いに重馬場の巧拙が出そうであり、昨年に比べると一、二枚、馬のレベルも低いし、難しい。運も今回はありそうだ。


ステイゴールド産駒のオルフェーブル、ナカヤマナイトは、馬場も距離もこなしそうである。そして、京都新聞杯組のクレスコグランド、ユニバーサルバンク。L.デットーリ騎乗のデボネアもチャンス大だ。



予想は、馬連 5-10 を多めで、5-6、5-11、5-17、6-10、6-11、6-17の7点

または、3連複で、5、10軸で、6、11、17への3点

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