転勤族のいばらきブログ

全国住み歩いたサラリーマンの目から自分の趣味を紹介します

NHKマイルカップ 展望

2011-05-07 23:59:40 | 競馬
昨年は、ダノンシャンティ、サンライズプリンス、リルダヴァルといった能力が相当高い人気馬がおり、1000m通過タイムが56秒3という、とてつもないハイペースを後方待機のダノンシャンティが差し切った。タイムは1分31秒4の日本レコードで、このタイムはまだ破られていない。


今年の3歳牡馬は皐月賞、ダービー路線もそうだが、昨年に比べると相当層は薄い。正直、どの馬にもチャンスはありそうだ。


それに今年の府中の馬場は例年より時計がかかっている。明日晴れて良馬場になったとしても、最後の直線は力勝負で1分33秒台の後半くらいの決着になると思う。


NHKマイルカップは、1200m、1400mあたりばかりを走っていた馬は人気でもことごとく凡走している。逆に2000mあたりを使ってきた馬の方が好走している。また、ニュージーランドトロフィー組もほとんど好走出来ない。ただし、今年は中山から阪神に舞台が変わったのでジンクスは破られるかも知れない。


有力なのはプレイとコティリオンだ。共に1800m、2000mの重賞レースを経験し、勝てなくても上位に入っている。経験がものをいうレースになると思う。


あとはエイシンジャッカルとグランプリボスだが、馬連8-17を厚めに買ってみたい。
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浜岡原発全面停止について

2011-05-07 12:23:10 | ニュース
菅首相は6日、記者会見で静岡県御前崎市の中部電力浜岡原子力発電所の原子炉を全て停止する要請を行ったと発表した。





浜岡原発で事故が発生した場合、社会全体に及ぼす甚大な影響を考慮した結果であり、今後30年以内にM8程度の東海地震が発生する可能性が87%とし、状況が切迫している点を挙げ、東海地震に十分耐えられるよう、防潮堤の設置など中長期の対策を確実に実施することが必要だとして、中長期対策が完成するまで間、すべての原子炉の運転を停止すべきと判断したと説明した。中部電力管内の電力需給バランスに関しては、「大きな支障が生じないように、政府としても最大限の対策を講じていく」と国民の理解と協力を求めた。




昨日の会見、最近の菅首相にしては覇気があり、言葉にも力があったと感じた。




これを受け、地元御前崎市長は「話が唐突過ぎて言葉が出ない。地元の意見をよく聞いて3号機の運転再開を判断すると言っていたのに4、5号機も止めるなんて。原発交付金に依存する自治体財政はどうなるのか、困惑を通り越してあっけに取られるばかり。菅首相は選挙目当てでこんな思い付きを言うのかと勘ぐってしまう。国策に従い原発を受け入れてきた自治体はどうなるのか。中部電力はどうするのか聞きたい」と怒りをあらわにした。一方で、静岡県知事は「福島第一原発の事故を受け、安全性確保に対する地元の要望を最優先した英断に敬意を表する」と歓迎し、「国におかれては地元経済に対する影響についても適切に対応していただかねばならない」と注文も付けている。





今回の論点は、
・今回の判断は、菅首相の選挙目当ての思いつきでないのか。
・浜岡を止めて、電力事情にどのような影響があるのかどこまで考えているのか。
・浜岡がNGなら、他の原発は大丈夫なのか。
・浜岡を止めることによる、地元の雇用などの影響はどう考えているのか。

といったところだろう。





国のリーダーは独裁者ではいけないが、自分自身の意思に基づいた決断というものがあるべきであり、決断力、判断力が出来ないリーダーの国家は世界から見下されていく。


昨日ビンラディン殺害作戦について書き、合わせて菅首相の実行力の無さを憂いたが、今回の件に関しては、首相が判断し、自らの口で発信したことについては一定の評価をしてよいと思う。選挙目当ての人気取りと揶揄する向きもあるが、そんなことはアメリカはじめ外国ではいくらでもあることだ。



次に浜岡原発を止めることが正しいことなのかなのだが、これは私は専門家でもないのでわからない。しかし、福島第一原発の事故が起きてしまった現実を踏まえ、今の状態が「震度7、津波20mが来ても絶対大丈夫」といえないのであれば、完璧な安全対策を施すまで止めるしかないだろう。





この写真を見る限り、浜岡原発の津波対策はいかにも脆弱に見える。今までは、地震が来てもこれで平気だと思ったのだろう。実際、中越地震の柏崎刈羽にしても今回の女川にしても地震そのものには持ちこたえている。しかし、津波には対応出来なかった。防波堤と万が一の電源喪失対策を行うまで、浜岡原発については一旦停止はやむを得ない措置だろう。地震は30年後かも知れないが、明日来てしまうかも知れない。何が正しいか明確な答えは無いが、今、事故防止に踏み出すしかないだろう。



全国の原発に比べて、浜岡原発の危険性が突出して高いということについては専門家の見解を信じたい。他の原発は、今すぐに同じように一旦停止するのは事実上不可能だ。特に、北海道の電力の約4割を供給する泊原発を止めるのは不可能だろう。しかし、全国の原発は、稼働しながらでも、地震、津波が起きても福島のような最悪事態にはならないような対策を強化することは絶対必要だ。



また、浜岡原発を一旦止めることによる地元雇用等への影響はあるだろうが仕方ない。何らかの補償をしていくしかないだろう。「何も今、津波対策をしないで、万一原発事故が発生して福島の方と同じ状況になってもいいのですか?」が地元への答えである。



これで、中部電力管内も電力不足になり、名古屋圏の経済への影響もあるか知れないが、国民みんなで乗り切っていくしかない。火力発電に頼ることは、CO2削減には逆行することになるが、原発の危険性とは問題の比較にならないだろうし、今は仕方がない。これを機に、風力や太陽光のクリーンエネルギー開発に弾みがつくことを望みたい。

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ホワイトハウスその時  ~衝撃の写真~

2011-05-07 01:06:40 | ニュース


4日の新聞等で掲載されていたホワイトハウス提供の写真



日本時間2日午後、パキスタンの首都イスラマバードの北約60kmのアポッダバードで潜伏していた国際テロ組織アルカイダの最高指導者ウサマ・ビンラディン容疑者の米軍特殊部隊による殺害作戦を、アメリカのオバマ大統領以下、政府高官がホワイトハウス西館地下にある危機管理室で、音声を伴う生中継で見つめている様子である。おそらく、米海軍特殊部隊員のヘルメットに取り付けられたビデオ・カメラを通してウサマ・ビン・ラディンを射殺した様子を見ていたのである。


軍事作戦を見守るバラク・オバマ大統領(左から2人目)、ジョー・バイデン副大統領(左)、ロバート・ゲーツ国防長官(右)、ヒラリー・クリントン国務長官(右から2人目)、ウィリアム・デイリー首席補佐官(椅子の後ろの背広)らである。









不謹慎だが、でもこれを見たほとんどの日本人は・・・・・、まさに「24」そのもの、と思ったでしょう。



緊急招集された「ホワイトハウス・オールスターズ」が、ホワイトハウス地下の決して広くない危機管理室のモニター一点を見つめている。モニターには特殊部隊突入のシーンが映し出されている。鉄の女ヒラリー・クリントンが口をふさいでいるのも象徴的なシーンだ。



何しろオバマ大統領の目つきが凄い。大統領自身が決断し、闘っているのだというのが、この写真を見てもよくわかる。




それにひきかえ、我が国のリーダーは今の国難に対して闘おうともしていない。目は泳いでおり、顔には「ぼくではもう無理です」と書いてある。日本人一人一人の頑張りを国のリーダーが足を引っ張っている。もう情けないとしかいいようがない。




「アメリカの凄さ」、「危機管理とは何か」を考えさせられる写真だ。







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