ふかよんライフスタイルファンド日記Ⅱ

生活・仕事・遊びのポートフォリオを重視し、ライフスタイルの「運用」を考えていきます。

経済教室と陰謀論

2014-10-10 06:36:02 | Weblog
昨日の日経新聞 経済教室:

消費税再増税の論点(上) 先延ばし危機時に限定を
谷内満 早稲田大学教授

〈ポイント〉
○四半期GDPでの判断は振れ大きく問題
○好況期待たずに増税決めた英国を参考に
○増税と同時の財政支出拡大は避けるべき

「日本の深刻な財政悪化、財政刺激策の効果などを考慮すると、消費増税は来年10月から実施し、かつ特段の支出拡大は行わないことが望ましい。しかし、政治的な事情を考えると、財政刺激策とセットで来年10月実施という選択もやむを得ないかもしれない。再増税の先延ばしは最悪の選択だと考えられる。」

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私は、筆者の論点に全く賛成しません。

「成長政策は経済の供給サイドに働きかける構造改革でなければならない」と記されており、金融政策の記述が全くありません。

経済成長、デフレ脱却へ何が一番効くのか?

私は金融政策だと考えていますが、構造改革だと言ってしまう人の思考パターンが理解できて、読む価値はありました。

「再増税の先延ばしは最悪の選択だと考えられる。」というような結論。

B層(マスコミ報道に流されやすい、比較的IQが低く、だまされやすい人たち)の特徴のひとつに、「陰謀論」大好きがあります。

「世界をわかりやすく理解したい」という欲望、あるいは「世界はわかりやすく理解できるはずだ」という妄想が、陰謀論の土壌になっているとされています。

昨日、妻に、この時期に、こんな論点を経済教室に載せてくるなんて、財務省の息がかかっているのではないかと話したら、「根拠が無い。それは陰謀論の発想。陰謀論大好きは、B層の発想」と言われました。

確かに、私は陰謀論大好きということは否定しません。(陰謀論を信じるかというと、それは別です。)

やはり、私はB層かな?
コメント (2)
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