ふかよんライフスタイルファンド日記Ⅱ

生活・仕事・遊びのポートフォリオを重視し、ライフスタイルの「運用」を考えていきます。

壁を破った日本の技術 ノーベル賞、3氏が受賞

2014-10-08 07:08:49 | Weblog
世界に先駆けて「青色の光」を開発した日本の研究者が2014年のノーベル物理学賞を独占した。息の長い基礎研究を続け、産業応用に直結した成果が高く評価された。経済復興にもたつく日本にとって勇気づけられる受賞だ。

ノーベル物理学賞は大きく分けて3つの分野を対象にする。素粒子と天体そして物性で、毎年同じ分野が続かないように選考時に配慮されているといわれる。数学を取り入れた理論研究や大型の実験・観測施設を用いる研究が増えているなかで、今回の青色発光ダイオード(LED)の開発は工学的な色彩が濃く、ノーベル物理学賞としてもやや異色といえる。

 3氏に共通するのは、良質な結晶作りがやっかいな「窒化ガリウム」という半導体材料にこだわった点だ。理論的にそのすばらしさは分かっていたが、発光できる素子作りに多くの世界の研究者が失敗し、さじを投げた。1970年代初めからこの材料に挑んだ赤崎勇氏は、「一人荒野を行く感じだった」と振り返っている。

 中村修二氏も日亜化学工業で独自に窒化ガリウム素子の開発を目指した。大手企業と同じ材料で研究しても勝ち目はないと判断し「未踏の半導体」と例えられていたこの材料に目をつけた。ハンダごてを片手に良質な結晶を作る装置を自作する日が続き「半導体研究者というより機械技術者のようだった」と話す。

 息の長い研究と同時に愚直なものづくりに徹し、3氏は輝かしい業績をあげた。それが今回の授賞対象になったことは、ノーベル賞の選考委員会がものづくりに対する日本の姿勢を高く評価したことといえるだろう。

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テレビで赤崎氏が「若い研究者には、流行りの研究に囚われずやりたいことをやるように」と助言されていました。

好きなことをやるべきだと言われました。

私も、今後、100歳まで、好きなことをやりたいと思いました。

好きなことは、楽しいし、情熱を継続できる、「比較優位」があることが多く、成功することもあるでしょう。

赤崎氏が言われるように、いかにやるかよりも、何をやるかが大事だと思います。

私は、適性や運を重要視しており、努力してがんばればうまくいく、成功するとは、子供の頃から思っていませんが、好きなこと、比較優位のある領域で、情熱をもって、筋のよいことをやれば、成功することもあるかもしれません。

火曜日は飲まない日なのですが、昨夜は特別に、妻と、日本人3人のノーベル物理学賞受賞をお祝いしました。

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