ふかよんライフスタイルファンド日記Ⅱ

生活・仕事・遊びのポートフォリオを重視し、ライフスタイルの「運用」を考えていきます。

日本をダメにしたB層の研究 (続き:私が考えたこと)

2014-10-06 06:23:26 | Weblog
昨日投稿した「日本をダメにしたB層の研究」について、私が考えたことを以下に記したいと思います。

「楽観的かもしれませんが、日本の労働市場のスラック(労働余剰)が小さくなり、B層の中の主婦や退職者などを除く勤労者の所得が向上し、購買力が高まる可能性はないのでしょうか?」

「デフレ脱却すれば雇用環境はよくなると思いますし、実態経済のサイズも大きくなると思います。私は、B層が突然賢くなることはなく、人口の構成比はあまり変わらず、依然としてB層からの搾取は可能で、結果、B層の人数は変わらずで、単価が上げられる、企業の売上増加は可能だと思うのですが、どうなのでしょう。いずれにしても、この10年間の構造変化、中でも、アベノミクス前・後の構造変化への着目、さらにマーケティング手法として効くものと、効かないものなど、学習したことの蓄積が大事なのでしょう。」

「私は、金融や経済、政治ネタというのは、社会科学であり、自然科学、工学、医学などに比較して、分かりやすくないし、どっちが正しいか決着もつかない、ひとつの考えにまとまることも少ない、死んだはずの考えがゾンビのように復活することもある、関係者の中で専門家以外の一般の人々やメディアの役割が大きいなど複雑であることが特徴だと思います。情報の価値を生み出すのが、情報の受け手に移ったのは正しいのですが、情報の受け手であるB層には理解や扱いが難しいテーマであることも事実だと思います。B層について私は本日はじめて知ったのですが、いまでもB層向けマーケティングはワークするのではないかという感想を私は持ちました。B層という言葉が生まれてから10年経過していますので、この間の変化、情報のパラダイスシフトも含めて、考察すべきだと思いました。」
コメント
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