深堀大三郎の生涯マナビスト

自然や街を歩いて観察するのが大好き、歩いて歩いて楽しみたい。
また、お城の石垣を眺めると力が湧いてくる。

「原発は安全性を確保できるのか??」

2011-06-05 10:03:43 | Weblog
原発自身が自ら事故を起こすことは少ないと言うことは何とか分る。

しかし、まだまだ完璧ではない。

問題は、自然災害に弱く、一度遭遇すると立ち上がりも一年や二年では簡単にできないということである。

一度もれた放射能の影響には期限が無い。

原発の必要性は、エネルギー問題上でいろいろといわれているが、どうも根本的な論点がそらされているように感じられてならない。

今の製造業が成り立たない、経営ができないなどなど・・・

そして、日本の産業が空洞化すると言う。

どうも、現在の企業経営のやり方が一番良いと言わんばかりである。

果たしてそうなんだろうか。

それでは、国外はエネルギーが豊富なのだろうか。

問題の無い国は、需要供給のバランスが取れているからであり、いずれ、エネルギー供給不足になるのは自然の流れである。

そのように考えると、簡単にはいかないし問題は多い。

それよりも、資源の無い国と決め付けられて、その上で、原発の安全を最も追求している国だとおだてられて、世界の原発供給国になるのがよいのか悪いのか考え時である。

これもおだての言葉であると思うが、「失敗を必ず生かしてきた国」ということで原爆体験、原発事故体験を生かし強くなる責務があるとは考えたくない。

津波から身を守るためなら「てんでんこ」の精神で、無心に逃げることも大切のように思うが・・・