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シネマ座椅子

座椅子に座り、酒を飲みながら日々映画鑑賞。
映画の結末を待たずに酒の力で本日の結末を迎えることもしばしば。

インシテミル 7日間のデス・ゲーム

2011-10-22 | つまらん
思い返すと「カイジ」が金ロで放映されたのは、この映画の宣伝の一環だったんだな。結局この映画も、金ロで観ることになりました。


密室系のサスペンスらしいというくらいの認識で観てみたのですが、なるほどこれはカイジとライアーゲームを足して2で割ったような、不条理シチュエーションなサスペンスだ。


ていうか、なぜこの映画の主演に藤原竜也を使ったのだろうかという疑問が先に立つ。これじゃカイジと変わらないじゃない。「インシテミル」はカイジの外伝のようなものなのかと思えてしまうほど。藤原竜也の演技の幅の限界なのかも知れぬ。



綾瀬はるかがらみの大オチは、大オチってゆーか開始5分で予想したものそのものだったのだが、アレは大オチというより期待オチということで良いのだろうか。そうとしか思えなかったからそういうことにしておく。


そもそも最初にインディアン人形が出てきたところで、「なるほど、これはクリスティのオマージュなのか。途中で殺されたはずの誰かが実は真犯人なんだね」と思っていたのだが、実際そうでもなく、インディアン人形については「このゲームはクリスティの模倣、犯人は殺人ゲームを楽しんでいるだけ。」と一言解説が入るだけ。オマージュすんなら徹底的にやれっつの。


なんともビミョーな感想抱きながらのまま終わってしまった感はある。てか確かこれってホリプロの何周年かの記念映画だったよな。それなら何でイジリーを出さなかったんだろう。最初に殺されるあのアリキリ石井の役なんか、イジリーがやった方が良かったんじゃないのか。


ちなみにこの金ロでは省略されてしまったこの映画の主題歌「シンジテミル」を歌ってるのはMay'n。さすが歌シェリル、歌うまい。


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