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シネマ座椅子

座椅子に座り、酒を飲みながら日々映画鑑賞。
映画の結末を待たずに酒の力で本日の結末を迎えることもしばしば。

インビクタス/負けざる者たち

2011-10-08 | おもろい
只今、絶賛ラグビーワールドカップニュージーランド大会開催中です。ベスト8がぶつかり始めたところです。北半球と南半球とで、完全に山が分かれたので、決勝は北半球の王者と南半球の王者とがぶつかるということです。残念ながら応援してたアイルランドは負けてしまった。ウェールズとフランスがベスト4に残った。頑張れ北半球。


そもそも北半球のキックラグビーがとても好きです。トライ取るだけがラグビーじゃないとでも言うか。大体トライよりドロップゴールのが胸熱です。スタンドオフがゴールに向かい蹴飛ばしたボールを、敵味方の屈強な男たちが何もできずただ見上げるだけになる、あの時間が止まる瞬間がたまりません。


チェリーブロッサムズ(日本代表のことね)も、今回1分3敗で厳しい結果で終わったけれど、もっとドロップゴール狙っていいと思う。外国相手に正々堂々トライだけ狙い続けるのはムリがあるんじゃねーのか。せっかくアレジのようなフランスみたいな強国相手でも通用するようなスタンドオフを擁しているのだから、もっと柔軟に点を取っていくべきだyp!そしてJKのヘッドコーチ退任にただ涙。


このワールドカップから、スタンドオフやウィングよりも、ナンバーエイトやセンターがすごく気になるポジションになりました。ナンバーエイトが攻守共にFW陣を統率するのは見てて楽しいし、センターが相手チームのFW陣に切り込み隊長として突撃していく様は、何度見てもカッコいい。




一応映画ブログですが何か(`・ω・´)




さて観てみたこの映画、ラグビーものな上に、イーストウッド作品なので、きっと面白いのだろうと思って観てみました。

アパルトヘイト終了後の南アフリカはこんな感じだったのね、と思える要素満載で、さすがイーストウッド政治的メッセージを映画に乗せてきます。マンデラ大統領役は「ハリウッドのいかりや長介」モーガン・フリーマンさんです。さすが長さん、適役です。

確かにサッカー南アフリカ代表は黒人ばかりだったし、スプリングボクスは白人ばかりだ。
要するに未だに人種による嗜好の違いのようなものは残っているのだということが伺えるワケで。



実に感動的な話です。これは実話ベースの話なのです。スポーツの力は国家を変えうることを感じます。しかしこうやって国家のトップとアスリートとが友情を結び、影響を与え合うって話なワケだから、マンデラ氏ってのは柔軟な人だったんだな。



日本だったらどうなるんだろう、誰が首相と友情結ぶんだ?WBCの時のキャプテンだった宮本か、それとも我らが澤アニキか、、。


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