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シネマ座椅子

座椅子に座り、酒を飲みながら日々映画鑑賞。
映画の結末を待たずに酒の力で本日の結末を迎えることもしばしば。

ゾディアック

2010-11-14 | つまらん
どっかで予告を見かけたときに、「この暗号を解いてはいけない」というキャッチコピーだけが印象に残り、よくわからないがとにかく「暗号もの」であるらしいという具合に理解した座椅子は、なんとなくホームズの「踊る人形」のようなものを想像し、きっと面白い映画なんだろうなと思っていた。

そしてそれから3年だか4年だかの年月が流れ、CSでやっていたので「お、やるんだ!」と観賞。


もう終盤なのだろうか、観始めて1時間半くらい経ってから、気づく。

コレ、暗号ものじゃねぇぞwwwww


実在の未解決劇場型連続殺人事件「ゾディアック事件」を追いかけることに取り付かれた男達の日々を綴り運命を追う、ヒューマンドラマの色が強い、っていうかそれそのもの。

肝心の暗号解読シーンはほぼ省略。省略ですよ。どーゆーことですか。戦闘シーンを省略してる戦争映画を観てしまったような強烈な肩透かしを受けつつ、もう1時間半経ってしまったことだしきっとあと30分だろう。我慢して観る。が、30分経っても終わらない。上映時間は157分だった。長い。


結論として現実が未解決事件なので、映画でも解決するワケでもなく

「・・・とまぁ、157分かけて色々言ってきましたけど、結局解決してないんですよサーセン(´・ω・`)」

みたいな感じで終わった。
消化不良この上ねぇ。「踊る人形」を想像しながらコレ観せられたら、誰でも消化不良になるぞ。


予習ゼロで映画を観るのは、思わぬ発見や感動を得ることもあり、まんざら悪いものではないのですが、中途半端に予習して挑むと、こんな結果になることもあります。仕方ないね。


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