帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

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ボンゴトラック(ロータスキャンピングカー マンボウ)のエアコン修理 1

2018年03月06日 | キャンピングカー ロータスマンボウ

多少効きが悪くなっている、キャンピングカーのベース車、ボンゴトラック。

ロータスのキャンピングカー、マンボウなのですが、これこれ然々で、自力でエアコン修理することに決めたわけです。

経緯はこれ

https://blog.goo.ne.jp/freedomeagle/e/d07492ca91d848b23d81e0bc8cd5c614

 

実際、空調のフロンサーキットはどんな構造か?っていうと、こんなにも簡単。

デンソーの整備士に見てもらって、 「これが詰まっていますね!」と言われたのが オレンジ四角で囲んだ部分。

「おかし~だろ! 明らかに!」 これ詰まると、コンプレッサーの高圧が以上に高くなり、低圧が極端に下がる。

ところがそうではないし、リアのクーリングユニットは一応冷える。

 

大体にしてだ、 エバポレーターとコンデンサーが詰まるなんていうのは、まず考えられない。

1cm越えのでかいゴミが突然内部に出現して詰まったとでも、言うのだろうか?

これがデンソーの整備レベルかと思うと、 なんというか・・・・情けいほどお粗末。

 

ちなみに、実際の配管に近いのが下の図。

”リアのキャビンエアコンがきちんと冷える”というのは、フロンがまがいなりにも回っているからで、 そう考えれば 青で OK してあるコンデンサー二つと リアのクーリングユニット(エバポレーター&エキスパンションバルブ)は 問題ないことになる

ちなみにリキタン(レシーバー&ドライヤー)が詰まると、やはり両方とも冷えなくなるし、 コンデンサの詰まり(有るなら)と同じ状態になる。

 

 

 

今のところ、漏れ可能性があるのが、コンプレッサーとフロントクーリングユニット内部で、

このフロントクーリングユニットはエバポレーターとエキスパンションバルブで構成されているので、

ユニット交換=この二つの交換になる。

 

エアコン修理のセオリーとしては、コンプレッサーを換えると、 エキスパンションバルブと、リキタンをセットで換えるのだけど、

その理由としては、 エキスパンションバルブの詰まり = コンプレッサー内部の異常発生による破損からそうなった、という図式からくる、

破損した破片やらカスやらがフロンサーキットを回って詰まらせた可能性が高いから、どうせやるなら? 一緒に交換すると考えるのが妥当なわけです。

 

まあ、他にも、単に何か別の物の詰まりだったり、エキパンバルブが壊れただけという可能性もあるし、

要は、交換してしまうのが、直す為の確実な方法だ。

 

あと、まったく別の可能性もあるかな。

運転席側が冷えないのは、このフロントのクーリングユニット内部の、 エキスパンションバルブが開きっぱなしのまま! という可能性は否めない。

このバルブが開きっぱなしでも、 フロンがそのまま抜けていくので、 当然コンプレッサーの圧は上がらないし、冷えない。

 

ただ、これだけだと、フロンをチャージしたにもかかわらず、ガス圧が下がってしまうという説明ができないので、このフロン回路内のどこかで漏れていると考えるのが妥当。

 

見た感じでは フロントクーリングユニットのドレンにオイル跡があったのでそこで漏れている可能性が高いのと、もう一つはコンプレッサーのシャフトシールが劣化してきて、圧の上昇に対して押さえられずに抜けてしまう。

このどちらかだろうなと・・・・

ちなみに要因が複合の可能性も、無くは無い。

 

まあ、最悪の場合は、配管から何から、いっそ全交換してしまえば、絶対に直ること。

これでも、デンソーの ”コンプレッサーだけ”交換してもらってかかる費用、 糞高い15万よりは、遙かに安いのは間違いない。

 

 

 

しかし、僕は本当に嫌な人間だな~と思う・・・・

なんせ、どこどこの資格を持った整備士だとか、 どこどこの認定トレーニングを受けたとか、

全く信用しない。

お墨付きが単なる見かけの信用でしか無いことは、これまでの人生経験と今の仕事柄、馬鹿みたいにたくさん、しかも、うんざりするほど見てきたからだ。

 


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