帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

親の爪を切る

2023年03月19日 | 親爺と母と 介護など

ほぼ一日雨で寒かった土曜日から一転、 朝から雲一つ無い青空&暖かい。

朝ご飯を食べ終わると、「彼岸なので墓参りに行く」というので、車で連れて行きました。

天気が良いせいもあってか、かなり混んでまして + 何をするにもゆっくりな2人ですので、

時間が過ぎるのも早い 

 

帰りの途中にファミレスで食事  しましたが、2人が頼んだのはタラコスパゲティー。

僕は?というとチキンステーキみたいな物。

 

親爺がスパゲティーを頼むとは以外で、又思いもしませんでした。

基本的に親爺は外食を嫌がりますので。

 

家に戻るとすぐにホームに戻る時間。

そこで親爺を着替えさせるんですが、 靴下を履き替えさせている際に爪が伸びていることに気がついた。 

 「ん?」

親爺は、男なのに足のサイズは23.5くらいしか無く、 おそらく貧乏だった幼少期に、小さな靴を無理に履いていたんでしょうね。

そのせいか、全体的に巻き爪気味に伸びてしまうんです。

 

以前は、足の爪を切っている姿をよく見ましたけど、今では自分で切ることが出来ず、 故に1月にリハビリ病院から

退院してきて以降は、僕が時々切っています。

 

親爺の爪は厚みが有って+何故か?かなり硬い。 なんで~~~!?

 

普通の爪切りでは切れないくらい硬いのも有り、その場合はペンチみたいな爪切りが有るのすが、それでカットします。

この場合は、カット言うより、削っているというか・・・ 蹄かい!?

 

巻き爪に近いのは中指と薬指で、指の先端をまるでカバーするかのような感じで、伸びてきます。

この二つを切るのに大変なのは、 爪が分厚いことで、どこまで切って良いかがよく判らず、

なので、爪と指の皮膚の境をよく確かめて切る。

 

やっかいなのは、硬いせいか割れる傾向が有りまして、表面が薄く割れて剥がれるならまだしも、

縦に割れてしまう可能性も高く、正直いってかなり緊張します。

足の指が終われば、次は手の爪。

こちらは足の指より楽ですが、親指のどっちだったかな~? 一つが極端に丸まって生えているのですけど、

これも極端に厚みが有ります。

 

遙か昔の話ですが、親爺がまだ機械加工する仕事をしていた時、うっかり親指の先端を切ってしまった事から指の先端が無くなってしまい、そんな伸び方をしてくるんです。

そんな事も有って、以前の親爺は”ヤクザ抗争の経験者???”にもろ見えた。

*当たり前ですが、そういった系統の方達とは親爺は無関係です。

 

金のかなり太いネックレスをいつもしていて、額に斜めの陥没が有り(タクシー運転手時代の事故による)、親指の先端が無ければ、 その筋の者から見れば抗争繰り返したり、日本刀で斬り合いをした経験があるようにしか見えない。 

*日本刀での斬り合いは、ツバが無いために親指が切断される事が多いんです。

 

そん風体ですから、そういった系の人達が、ヘコヘコしながら親爺と離している姿を昔よく見かけました (笑)

 

向こうにしてみれば、普通の人は逃げるようにして避けるのに、親爺は平気で話しかけて来るし、普通に世間話とかされるれば、どんな人間か?が全く解らない事から、かなり怖いようですだ。

変な意味で、恐ろしいタイプかも知れません、親爺は (笑)

 

まあそんな親爺ですが、 次は母親の爪。

しゃがむのが、このところかなり難しくなってきて、それもあって自分で爪を切るのがかなり難しくなってきているとのこと。

年齢的に、下手に深爪すると大変なことに成りかねないので、皮膚科にいって切ってもらおうとしたところ、

露骨に面倒がられて患者の少ない曜日+時間を指定され、その日に来いと言われたらしい。

日時指定されても、 車の運転が出来ないし、 自転車で行くにしても雨とか降ったらOUT、 歩いて行くには遠すぎるしということで、結局自分で切ってるらしい。

今回、親爺の詰めを切っていたら、そんな話が母親から出てきたので、ならついでに?とカット。

 

親爺と全く違って爪が柔らかくて切りやすいので助かりますが、 自分で頑張って切っているので、そんなには伸びてません。

「次からは、親爺と一緒に切るから」と言いながら、 上手く切られて無かった部分を修正カット。

 

親の爪を切るなんて数年前まではまったく予想だにしなかった僕ですが、確実に2人とも歳を取っているのだと、

こうしたときに実感します。

 

さて、ホームにつくと、 親爺の冬物厚手服を全部し、春物へと入れ替えます。

その後は母親を家に送ると、すぐ帰路につきます。

 

彼岸で天気が良く、 こりゃ~帰り道が渋滞しそうな感じが満々。

なので、いつもより少し早めに実家を離れましたけど、以外と帰り道は流れていました。

 

しかし・・・・・晴天で透き通る青空が、朝から夕方まで続いて、 最高の春の一日でした。

 

 

 

 

 

 

 

 


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