昨日購入して早速使った、 ニールプライドの フルカーボンブーム X9
中古品という事も有り、 一度自分でリフレッシュします。
これまで使っていたX7で使っていた部品等、 程度の良い物を外して移植したり、 ブームのグリップラバーにもう一枚カバーをかぶせたりと、やることは多々あります。
一番気になっていたのが、ブームジョーのレバーで、クリートが腐食してこんな状態。
シートはまだ引けますが、気になるので交換。
これはX7のを使います。
X7に付いていたレバーは、以前新品に交換した物なので比較的綺麗です。
実際に交換してみたところ、レバーを固定するピンの穴径が違う・・・・ あら~~~~
X7のレバーは旧式で、 シャフトピンが細いんです。
対してX9のは太い。 以前のが6mmに対して、 今度は8mm。
交換するX7のレバーを見てみると、 十分に肉厚が有って、穴を広げてもおそらく大丈夫。
材質は同じですから。
でもって、 交換完了。
これで実際に使って見て、駄目なら元のレバーに戻します。
そして、ハーネスラインを糞製品の アドバンスドテクノロジー社製から、 ニールプライドの物に交換。
アドバンスドのは、 ハーネスラインを動かすのが大変で、 まじでストレス溜まります。
ハーネスラインの位置は、ずっとと固定なんてのはあり得ず、 セイルの大きさや風のつよさ、 チューニングやセッティングの関係で
最大3cm程度の範囲内で位置が変わり、 それをセイリングしながら左右に動かしてベスト位置に調整するわけですが、
ニールの物やマグレブの物は比較的動かしやすく、たいしてアドバンスのは最低。
なので、 これまで付いていたのはハサミでカット。
ゴミはゴミ箱に! という感じです。(笑)
次に、ブームをグリップラバー保護材(正確にはグリップラバーそのものですけど)に通し、 ヒートガンで加熱して縮ませて取り付けます。
*ジョーとハーネスラインの間のブルーのがそうです。
ちなみに、何の保護もしないでいると、下の写真の様になります。
傷が入りまくりで、ラバーもはげて酷い有様。
ドンドンとハゲてくるので、 それ防ぐためにシリコンベタ盛り・・・・
全作業終了後に、二つを並べて記念撮影?ですけど、手前が今までお世話になったX7、 沢山の思い出がいっぱい。
X9の方がサイズが小さく見えますが、そんなことは有りません。
幅も殆ど同じです。
多分、遠近法の加減と、 ブーム全体の長さが 35cmほど短いので小さく見えるかな・・・
X7は X9に何か有った時の為に、まだ捨てる事はありませんが、この先はずっと倉庫の中で眠ることになります。
ちなみに、 X9とX7の ブームエンドを並べて見た。
X9の方が圧倒的に幅が広いです。
エンド部分。
X7のブームエンドとX9のを挿し変えてみましたけど、普通に使えます。
X7に X9のを取り付けると、でかっ!!
X9のブームエンドの方が10cm?ほど伸ばせるので、 320cmまで伸ばせることになるけど、
そんなの使うセイルなんて有るんかいな? (笑)
まあ、とりあえず試してみました。