もう10年以上も前から僕がずっと言い続けてきたこと。
褒めて育てる教育は、狂気の教育だ! と、 褒めることで自信が育つ? 良い子になる? 素晴らしい人格が育つ?
まがいなりにも、個人としての教育研究を積み重ねてきた僕は、犬猫のしつけを人の子供に施してはならないと、
それは根拠無き自信を心に構築させ、そしてその根拠無き自信を少しでも傷つくことを恐れる弱さは 切れる! 妬む! 羨む!
という何ら進歩しない思考だけを生み出す。
耐える訓練をなんらされなかった忍耐無き人間性は、 自分が巧く行かないのは自分が悪いのでは無く、「全て他人(自分を取り囲む)に問題があるのだ!」
という恐ろしく未熟な思考を生み出す。
適切に叱られることで、本来なら育つはずの”自分を振り返る”という、人間性向上に不可欠な力は褒めて育てられることでは一切育たない。
特に男の子らしさとして特段要求されるはずの やせ我慢、歯を食いしばる、泣かない こうした物は全て上に書いてあることが基本になっている。
バトミントンのギャンブル問題でマスコミのオモチャになっている某選手の これまでの発言や子供達にたいして口にしていた事。 これ全て褒めて育てられた人間の特徴その者。
すぐ泣くのも、 褒めて育てられた人間の特徴。
歯を食いしばって耐える訓練なんかされていないから・・・・・・
女性に対してストーカー化する男の子の最大の特徴は、褒めて育てられたことだ。
男の子にとって最大の屈辱はいくつかあるが、その中でも本能(種族保存)に降りかかり、もっとも切り抜けるのが難しいのが、女性に振られた時に
その苦しさをどう切り抜けるか?という事。
方法はただ一つ、黙って耐えろ!! それいがいにない。
悔しければそれを原動力にして自分を磨く力に転化すれば良いだけのことで、それが出来ねば、仕事にしても何にしても何一つ出来るはずも無い。
ところが褒めて育てられた男は 全くそれが出来ない=すぐにストーカー化する(俺はこんなに凄くて優れていて偉いのにと思っているから)。
一度でも女性に振られると、もしくは相手にされないと、今度は目線が幼児(女児)だけに向くようになる。
その人間性に適したレベルの女性以上と付き合うことに、意味不明の恐怖感を抱くから。
今あげたのは、褒めて育てられた事で構築される人間性の、ほんの一握り。
残念なことに無名な僕がそれを本にしても、誰も読まないであろうと思う(+多分数千ページに及ぶ、分厚い物となるだろうし)。

こうした本が少しずつ世の中に出始めてくれたことは、 まがいなりにもこの国の未来を憂う一人の男として大変嬉しい限りである。
http://www.dailyshincho.jp/article/2016/03180525/?all=1