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帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

冷却液(不凍液)臭の元判明・・・・・・(- -;)うむむむ

2016年04月03日 | ハイエースキャンピングカー メンテナンス

ここ数回ブログネタになっているエンジン冷却水漏れ? というか不凍液の匂いが車内に充満する件ですが、 やっとこさ原因が判りました。

通常、エンジンが温まると発生するのは冷却液の膨張圧ですが、それがコアのピンホールやらホースのジョイント部分から漏れ出てきて、蒸発して臭うわけです。

ラジエータからの水漏れはなくて、 これまで可能性として考えていたのがヒーターコア。

うちの車の場合は可能性ある場所として、フロントと車体中央右壁のリアヒーター部分だったわけですが、特に疑っていたのがフロントダッシュの中のコアユニット。

ところが水漏れらしき後はないし、 臭う時と臭わない時があるし、ヒータをつけていなくても臭くなってくることもあるし・・・・・ ナンジャラホイ!

 

で、ワコーズの優秀なリークストップなんかを入れてみたのですが、やはり不凍液の匂いが車内に立ち込める。

「どこだろう????一体・・・・」 そんなわけで、 雨が上がった午後から徹底的に原因を追求です。

ホースやらなにやら可能な部分は全部見て、ところがどうしても原因が見つけられずに、見つからないかぎりは対策もできないし。 

 

ある意味困り果てて、 「まあいいか!」と そのまま家まで帰宅して、家の駐車場でたまたま、冷蔵庫の外部アクセスハッチを開けたら 「あれ? あれれれれ!」

強烈に臭うぞい!!

 

そうなんですね、すっかり頭のなかから見落としていたのが車体最後部にある、ヒートエクスチェンジャー。

 

確認のために車内側の冷蔵庫下にある引出を取り外します。

ヒートエクスチェンジャーは、ラジエーターの循環水の一部を使って水を温める、とても簡単なボイラーでして、キッチンに! シャワーに! と、とても便利なものですが、そのコンパクトさ故に変なところに有るんです。

しかし・・・・・・人の思考というのはあやふやなものでして、 思い込みで、本来なら疑うべきところとして浮かび上がるはずの場所が欠落してしまった。

技術系の仕事についている僕にとっては、こうした思い込みや先入観は絶対に排除すべきものでして、思考を練る際にはそうしたものを全てリセット&排除しているのですけど、自分の車のせいか解りませんがというのか油断をしていました。

 

さて、問題のヒートエクスチェンジャーですが、パット見は大丈夫に思えるのですが、匂いがかなりする???、真ん中に白い腐食見たなものも見えるし

 

そこで、スマホを差し込んで写真を撮ると、なんじゃこりゃ~!!

タンク部分が横にクラック入り、そこから冷却液がにじみだしている。

指で触れてみたら、不凍液が僅かに漏れているのが判りました。

更に本体継ぎ目の白い部分に手で触れたらパラリと乾燥蓄積された不凍液が・・

奥の方は大丈夫だろうか? 

と心配になりますが、どうやら床にビシャビシャという状態にはなってしないようです。

ほっと一安心

 

あ~あ・・・・・・ この温水器(ヒートエクスチェンジャー)、オーストラリア製で、GLIND PYL LTD という会社の製品ですが、 日本ではニュージャパンヨットが扱っています。

日本で買うと多分4万オーバーなんです。

 

シャワーを使うのがほとんど夏ですから、要らないといえば要らないのですが、

気温が低い時に冷えた体に心地よいシャワーというのが無くなるし、しかしながらおいそれと交換するには値段高すぎだし・・・・

どうしょう  爆汗