昨日の馬鹿混みスキー場の状況から、今日はやめようということになりました。
その代わりに秘湯と呼ばれる温泉があるそうで、そこに行くことにしました。
大きな道を外れると、車一段分くらいの幅の道路になります。
あー雪が解けていない・・・・
とここでやめておけばよかったのに、それでもやってしまうのが私の性格。
緩やかな上り坂ですが、まだ滑らず。
ただ危険なためにチェーンをつけました。
しかし、土曜日から宿泊先、やスキー所などで何かとよく手伝う息子です。
かなりまずいなーという感覚を持ちながらもあと駐車場まで10m
ところが”ズル!”という、あの独特の嫌な感覚が来ました。
再度ミラーでみると「あー!」両タイヤがしっかり雪にはまっています。
昨年夏の木崎湖以来の悪夢再来、カビーン!!!!
車の重量は4トン、一番最後の登りで、下の踏み固められた雪が重さに耐え切れずに壊れてしまったのです。
こりゃーブルドザーを呼んでこなきゃならんかーと青ざめます。
積載してあったスコップを取り出し、車の周りの雪を堀作業しやすくしてくれる息子。 よしよし
私は万一のときのすべり防止用で持ってきた、もう一組の古いチエンを雪面にひいてトラクションをかけます。
50cmほど動いてまた動かなくなり。
再びスコップでタイヤ周りを掘ってはチェンと繰り返すこと約2時間。
やっと脱出できました。
駐車場に入ると、みんながいっせいに安堵します。
この脱出で、車に巻いていたチェンが破損しました。
古いチェンは長さが合わないもののために使えません。
車につんである2台の道具箱から、ハンマーやら何やらを取り出して、即修理に取り掛かります(私は修理から始まって人に頼ることが嫌いで、このように状況に応じて、一通りの整備が出来る量の工具を積み込むなど、あらかじめ対策をしておくことが多いのです。。
何でこんなことしているのだろう?なんて考えながらも修理。
とりあえず応急処置を済ませると、今回は温泉に入らずにこのまま下ることにしました。
太陽の熱で雪面全体がゆるくなると、同じようなトラブルが起きるためです。
途中でスリップすることが何回もありましたが、何とか下れました。
あー悪夢のひと時でした。