ネットワークパニックを防ぐ2日目です。
今日からここの社員が大量に出社してきます。 何しろ3000名を軽く越える会社ですからエレベーターの数が半端じゃ有りません。
両側併せて10台、それが3列あります。
セキュリティがー極めて高く、常にゲートガードが立っている中を、社員が改札機のような機械を抜けて上の階へと吸い込まれていきます。
私達は朝の朝礼をおこない今日の注意事項と連絡事項を確認して持ち場につきます。
フロアーに人があふれ、引っ越しの荷物もあふれ、誰しもが仕事を始める準備に追われます。
巡回していると、当然に声がかかります。
昨日と同様にほとんどが個人設定に関わるものが大半です。
全体的な雰囲気を見ていてい思うのが、非常に上品な雰囲気が漂っているのが印象的です。
社員の顔に疲れが無く、なんというか全員穏やかな表情といえばよいのでしょうか?
これはある意味、私にとってはショックです。
私のこれまでの経験では、必ず職場に不衛生な人間が何人かいて、疲れた表情をしているに人間がいて、やたら目立つ人間、机にふんぞり返っていかにも偉そうな管理職がいました。 しかし、そのディスクを見ても完璧に整理されています。 何をするにも紳士的な対応ばかりです。
私は外部からここに来ています。 ネットワークパニックを防御するためとはいえ、社員から見れば、私はあくまでも下請でしかないはずです。
うーん、一流とは・・・一流だけど・・なんか一流なのです。
表現の仕様のない一流。
雑草が生い茂る中をかき分けて、生きてきたような私には、ある意味別世界のところなのです。