メールマガジンによるOB会報が月に1回送られてくるが、その中で「旅行の思い出」の寄稿文が掲載されている。OBに400字程度の旅行記の投稿を求めているが、残念なことに寄稿文を提供する人がほとんどおらず、事務局の人が自らの「旅行の思い出」を掲載する羽目となっているようである。見るに見かねて、今までに「キーウ旅行の思い出」「テレサ・テンの名残を訪ねる旅」「キリストと釈迦の生誕地を訪ねる旅」というタイトルで3回ほど寄稿し、掲載された。
しかし、相変らず、あまり寄稿者がいないようなので、さらに下記2通の「旅行の思い出」を寄稿することにした。他の人の投稿を優先し、埋め草として使ってほしい旨のコメントを付している。
「赤毛のアンを訪ねる旅」
2008年、定年後カナダのビクトリアに語学留学していた時、東海岸にある赤毛のアンのふるさと「プリンスエドワード島」旅行に出かけた。現地では、赤毛のアンのミュージカルを生で見るとともに、ゆかりの名所を訪ねるツアーに入り、グリーンゲイブルズというアンの家、アンの部屋、作者モンゴメリーの生家、お墓、結婚式をあげたところ、勤めていた郵便局などゆかりの舞台をほとんどすべて見て回ることができた。ちょうど初版本発行100周年記念の年で、特別イベントや記念切手の発行もあり、旅行に彩をそえた。映画やテレビで見たシーンの現地を訪ねる旅は感動的なものがあり、旅行の醍醐味が味わえる。映画のテーマ音楽を聴きながら旅行するのも楽しみの一つである。今までも「慕情」の香港、「サウンド・オブ・ミュージック」のザルツブルク、「タイタニック」のベルファスト等に出かけ、映画ゆかりの地を訪ねる旅の魅力に取りつかれている。
「1ヵ月にわたるヨーロッパ旅行」
2012年5月に約1ヵ月にわたるヨーロッパ旅行に出かけたが、生まれて初めての長期間旅行となった。今までに行ったことがない国や都市への旅行が中心で、アルバニア→キプロス→ハンガリー→フランクフルト→バルセロナ→アンドラ→アイスランド→ジブラルタル→ロンドン→エディンバラ→セント・アンドリュース→グラスゴーという旅程で、飛行機搭乗は16回に及んだ。ロンドンは故エリザベス女王の即位60年記念イベント観覧が目的で、アルバニア・キプロス・アンドラ・アイスランド・ジブラルタルは、新規の国・地域訪問であった。一か所滞在は数日だけなので、かなりハードスケジュールであったが、大きなトラブルもなく旅行を終えることができた。ヨーロッパ往復チケットは、ZED運賃を利用し、域内はLCCを利用したので、旅行費用は少なくてかなりセーブできた。今となってはこんな大胆な旅行はとてもできないので、懐かしい思い出となっている。
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