建築設計と健康

設計者のライフスタイルを気儘に記載、
健康が一番!

初恋&白内障

2018年03月22日 | 音楽

 

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初恋   YouTubeから 借用 井原義則 2009

石川啄木

「初恋」は、「一握の砂」に五つある歌集のうちの一首。海辺の白い小さな砂の丘、砂山に腹這った啄木はたとえば”頬杖をつくなどして”遠くの海と空を見ながら甘美な初恋のときを思い出していたのか。いや、そうではなくて、腹這った啄木はごく自然に目の前にある砂を何度も手ですくって、指からこぼれ落ちる砂を見て、啄木は自分のいのちがその砂とおなじようにわが手をすり抜けていくのを感じていたのではないか。「初恋」というはかなくも美しいことばに託して、初恋がそうであるように、自分の人生そのものもわが手を離れて落ちる砂のように、まさにだれかの思い出としてしか存在しえない遠いものとなりつつある淋しさを詠嘆したのだと・・解説あり。「初恋」の歌の二首うしろにある次の一首がそのことをよく物語っています。

悲しくも結核で26才にて没。

そして後に

 読売新聞文化部編『愛唱歌ものがたり』に、「昭和15年(1940)秋、日比谷公会堂での歌手三浦環のリサイタル。アンコールで越谷達之助という無名の作曲家を引き連れて登場、彼の伴奏で『初恋』を熱唱した」との記述があります。この曲は昭和13年(1938)発表の歌曲集『啄木に寄せて歌える』に収録された15曲中の最初の作品です。何人かの作曲家が啄木の短歌に曲をつけていますが、これはそのうちでも最もよく歌われる曲です。

作曲 は越谷達之助

さすがいい曲の調べ、いい雰囲気の音楽家です。

そして・・・、暑かったり寒かったり

雪が降ったり

初恋から脈絡もなく、白内障へ・・・。

編集者は(初恋)から遥かに遠ざかったけれど、視界がクリヤに。

清らかな目で?・周りに対応です。

編集者は近々後期高齢者へ。両目を感度のいい眼内レンズに交換です。

沖縄離島諸島やニュージーランドの碧い碧い海を又見なくては。

碧い海の色を見て大いなる感動!!・しなくては。

 瓦版作りやブログ、写真の編集、仕事での書類作り、

そして割と読書しています。

最近、岸恵子さんは女優のみならず作家でジャーナリストであると確認し

彼女の本を読んだり・・・で、割と目をメダマをつかっている編集者は

遅ればせながら白内障にて、眼内レンズの交換。

無事終了、視界が程よくクッキリ・・?

瞳が清らかに・・こんなに明るく見えるなんて

感謝・・の・・一語!、まだ少々眩しい。

既に家族も義母も体験済なので喜びを共有しております。

 

 

オペの手術台は3台

家族は別室にてモニター聴視。

手術状況をモニターを用いて同時中継し、

家族へ供覧したり、種々の視聴覚器材を駆使しての説明は

当たり前とはいえ立派なことと思いました。

手術は地元の眼科病院、こんな田舎に大きな病院ありき。

医院でなく45床対応有の病院にて二泊三日でした。

大きな手術室では同時に三人対応。

 

家人は視ていて、入室して10分もかからず、

モニターに編集者の目が映り、

また10分もかからず終了とのこと。

院長以下6人の医師がおり、編集者の執刀医は副院長。

看護師によれば素早い、ベテランの医師とのこと・・。

院長さんは小中が地元、そして高校は三つ下の後輩。

院長さん曰く、我が病院は技術、施設は東日本一と自負。

看護スタッフの動きもいい感じです。

こんな田舎にクリニックでなく

眼科専門の病院ありき!

良きリーダーシップの院長さん

編集者の執刀医

対応、診療は優しく、イケメンです。

 


通いでもいいけれど、二泊三日・・。

院外は寒波襲来、雪・・入院は静養となりました。

読書はOKなのでのんびり楽しみました。

21日はお彼岸ということで

ランチは牛丼。牡丹餅、ひじきとごぼうの金平、豆腐。

設備などは明るく充実していて広範囲から患者が来院。

下はブラジルの夫妻、

下の写真の真ん中が奥さんで4人の娘、見せてくれました。


左目が終わり二週間後には右目。

目の濁りが消え、仕事に料理に、ハイキングにそして筋トレ、

もう、いわゆる健康寿命とやらを通過です。

良きシーズンが間近か

緑を大いに楽しめ、仕事も

はつらつと!

(初恋)は・・悲しみ深けれど味わい深い曲です。


 初恋 二重唱 森麻季&崔宗宝  YouTubeから 借用

唄もいいけれど

フルートもまた良し・・

 

Flute First Love 初恋  YouTubeから 借用



誰もが初恋の経験ありや?

初恋を成就させたという話は、耳にしないわけではないけれど、

たいていの人は初恋を失っているはず。

初恋は、遅かれ早かれ破れる、不可避的に破れる、

破れるのが初恋だ、と断定してもよいほどかも。

 これは、ほとんどの場合、

若者の初めて恋する対象が相手その人ではなく、

相手を素材として心の中に創り上げた幻影だったことに起因・・。

よく耳にする「恋に恋する」という言葉かも、

 恋されているのが自分ではなく、

自分の虚像だったことに相手が気づいたとき、

あるいは自分が虚像に恋していたことに気づいたとき、

初恋は終わりを告げるとのこと・・指南役の解説?。

・・・・・・・

老化し、白内障にて目のレンズを更新し 

 人間関係の経験を積んで、相手の実像が把握できるようになると、

次第に落ち着いた恋、いわゆる「成熟した恋」が

できるようになるのかしらん。本の読みすぎになるかも?
 

しかし、その味わいは、初恋の甘美さには及ぶべくもなし。

たとえ破れても、初恋の記憶は長く心を潤し続ける、然りっ!


編集者が成熟できたとして・・できたならば

『私の乾いた眼が濡れる』

 

 落葉松 からまつ 井原義則 2012  YouTubeから 借用


追記 2018.5.21診察 小川Dr.

術後は順調とのこと

既に購入した眼鏡にて視力は両眼とも1.2

裸眼は0.8   0.4