78回転のレコード盤◎ ~社会人13年目のラストチャンス~

昨日の私よりも今日の私がちょっとだけ優しい人間であればいいな

◎絶望と希望のフラッシュバック ~現在~

2008-08-27 20:51:07 | 追憶の自分史
仕事とは何なのだろうか。

一日の大半を費やし、それが毎日、何十年と続くもの。

働いたら負けでは決して無い。これは普遍の心理。

だが、将来のことは置いといて、今を一番楽しんでいるのは確実にニートである。



当方もニートになりかけた。

正確には大学卒業後、地元でのうのうと実家暮らしをしながら
バイトをしつつ地元で職を探して正社員になろうと努力していたはずだった。

しかし当方は関東で一人暮らしをしながら職を探すことを選んだ。

2ヶ月で職を見つけなければ地元に帰るという条件付きで親から許可を貰い、
2ヶ月分の家賃と5万円の生活費まで出してくれた。

大学4年の就活で約20万も親にかけさせてしまったのに、
さらに迷惑をかけてしまった。

もう二度と親に迷惑はかけたくない。そんな想いでバイトをしながら関東で職を探し続けた。



そして、親との約束の期限が間近に迫った5月の中旬、ようやく今の会社に決まった。



そして今
当方にとっては激務の毎日である。



給料は安いわけではない。
ゲームやCDなど大きな買い物はせずに我慢している。
お金を惜しまずかけているのは漫画と週一の満喫ぐらいである。

それでも当方が馬鹿なのか、お金はどんどん減っていく。

休みの日に東京の行ったことの無い様々な場所に行き、思いきり楽しむのが地元にいた頃の夢だった。
何も無い地元よりは楽しめる。そんな想いだった。

しかし、そんなお金はあるはずもなく、休日の過ごし方は地元にいた頃と大して変わらない。



これでは何のために関東に来たのか解らなくなってくる。



そもそも何故関東に来ることを選んだのか。



それは、



約束した友達がいたから……



つづく