ふるやの森

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マッカーサーが作った大学

2007-08-25 16:16:14 | ぜひ!こそ!教師
国際基督教大学(ICU)の創設にあたり、財団の名誉理事長として尽力した。戦後の民主化政策とあいまって、アメリカ型の高等教育機関であるリベラルアーツ・カレッジを設置することにより、共産主義勢力への戦略的牽制を図ろうとしたと考えられる。
ダグラス・マッカーサー(Douglas MacArthur, 1880年1月26日 - 1964年4月5日)
教授陣は全員がクリスチャンコードを持ち、「神と人に奉仕する」人材の育成を建学の精神とする。当時左翼系の教授がアカデミズムの主流を占めた日本の大学の中でアメリカの大学で教えている構造言語学・カウンセリング理論・実験社会心理学・行動主義心理学などをフルブライト留学などでアメリカに留学して学位を取得された先生方が講じられていた。もともとはICUファミリーと呼ばれる家族的な少人数の大学であったが、ベトナム戦争中の不幸な数年間の紛争の後はなごやかな雰囲気は失われていた(今は知らないが)。全国で初めて機動隊を導入して紛争の解決を行った大学でもあった。
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3 コメント

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マッカーサは (みい)
2008-09-19 00:39:05
マッカーサは日本という国が二度と欧米にはむかえないように、徹底的に愚民を育てる社会システム、教育システムに日本を変えたそうです。
日本にエリートが育たない教育システムなどにしたそうです。
確かにアメリカの教育システムと比べると歴然としてますね。

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そうかもしれませんね (flatheat)
2008-09-19 02:05:15
おそらく、アメリカの教育システムを取り入れながら日本人的体質と融合しようとしたのだと思います。アメリカの徹底した個人主義はそのままでは日本のムラ社会と相容れないのです。したがって戦後日本の教育には学級集団・学校行事重視が教育理念として根強く継続したのだと思います。
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マッカーサーの意図 (flatheat)
2008-09-19 02:26:51
「1945年12月31日、民間情報教育局は、修身、国史、地理の授業を即時中止するよう指令し、翌年4月、文部省は新聞連載終了後に単行本として刊行された『太平洋戦争史』を国史等授業停止中の教材として使用するよう通達しました。こうして『太平洋戦争史』は教育現場に浸透し、戦後の日本に重大な影響力を及ぼすことになります。」
研究メモ:戦後のGHQによる日本洗脳政策
http://d.hatena.ne.jp/rainbowring-abe/20060316
日本特有の文化と伝統の破壊がアメリカ占領政策の主眼であったととらえています。日教組が戦後、愛国心に代わる理念としてソビエトの集団主義を教育に持ち込んだ経過もあります。
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