ふるやの森

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日本の春7/23,2015:拡大を続ける国民の進撃は安倍ニセ政権の暴走にピリオドを打つ

2015-07-23 09:28:52 | 脱原発!国民の生活が第一!

 みなさん、こんばんは。学者の会の呼びかけ人のひとりである渡辺治です。よろしくお願いします。今日はみなさんに、ぜひとも 1つお話をしたいことがあって来ました。それはこの憲法に違反する戦争法案、衆議院で強行採決をされましたが、本当に廃案にするにはどうしたらいいのか。 本当に廃案にできるのか。このことについて考えてみたいと思います。

 みなさんの中には、怒りでここに結集した、そして同時に、こんな衆議院の強行採決で国民の声も聴かないような安倍政権のやり方では、もしかしたら 戦争法案、強行採決されるんじゃないか。そういう焦りもあるかもしれません。でもまず第1に言いたいことは、焦っているのは私たちより安倍政権です。安倍 政権は私たちの運動の中で、2つの大きなミスを犯しました。

 1つ。意外かもしれませんが、国会の会期を 8 月の初旬に終わらせたいはずだったのに、なんと国会の会期を 95日も延長せざるを得なかったこと。これは私たちの闘いの中で 6 月 4 日に憲法審査会で 3人の憲法学者が意見を言ってしまう。こういうようなことの中で、国会を 8 月初旬に閉じるなんてことはとてもできない。だから絶対に安全を期すために、なんと9月27日まで延ばさざるを得なかった。

 それからもう1つ。意外かもしれないが、強行採決は本当は彼らもしたくなかった。そんなことをやれば国民がさらにこの戦争法案をどう見るかわかっ ているから、彼らだってやりたくなかった。それをやらないと間に合わない状況をつくった。この2つの誤算が安倍内閣を大きく縛っていると私は思います。

 なぜ8月に国会を閉じたかったのか。そのことが一番問題です。8月になると、もし国会が開かれていると、戦争法案という大きな害悪に加えて、3つ の爆弾が出てきます。1つは何か。8月の中旬に間違いなく川内原発の再稼働が行われます。安倍は絶対にこの川内原発の第1号機の再稼働を実現したい。大国 をつくるために、強い大企業本位の国をつくるために、戦争法案と並んで、彼がどんなに国民の反対を受けても、川内原発をまず再稼働したい。これが8月の初 めにあります。

 続いて、8月の 10 日過ぎには、安倍がこれまた執着している戦後70年についての談話があります。これも安倍は自分の命をかけて発表したい。そこでは、戦前の日本の侵略戦争 と植民地支配を絶対にお詫びしない。それから絶対に謝罪をしない。そうしなければ、これから日本の国を支える若者たちが、この国に誇りを持てないと彼は 思っている。馬鹿げたことだ。戦後70年の談話は彼は絶対に出す。しかし中国や韓国だけではなくて、この私たち国民の中からも確実に反発が起こる。これが 2つ目の爆弾です。

 3番目の爆弾は、辺野古の新基地について、前知事が許可をした埋め立て許可を拒否すると、その決定を翁長さんは8月にやると言っている。この原発、戦後の歴史問題の修正、植民地支配を反省しないで居直る。そして普天間の基地を強行する。辺野古の基地を強行する。

 この3つのことは、戦争法案がなくても大きな爆弾であり、安倍内閣の命を吹っ飛ばすような、私たちにとって重大な課題。これがなんと 8月に出てくるんです。彼は 8 月の初旬に国会を閉めて、心静かにゴルフをしたかった。ところがこの運動がそのことを許さなかった。9月27日まで、つまり8月の間中、国会の中でまさに 原発の問題と、辺野古の問題と、戦後70年の問題を大いに議論する。戦争法案と合わせて、4つの爆弾を彼は抱えている。

 もちろん私たちが寝ていたら、この爆弾は爆発しない。しかし私たちがこの闘いを大きくすることによって、確実に安倍政権のこの 4つの爆弾で、安倍政権の命運を左右することができる。これが戦争法案をなくす唯一最大の道です。

国会前・渡辺治さんのスピーチ書きおこし

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公明党が凍てつく『政党支持率の結果』、創価学会員による 「公明党バイバイ」のデモは何を予兆するのか。

大きく流れが変わった 「戦争法案反対デモ」。 自民党は 議席減で抑えられようが、 支持母体を失いつつある 公明党はどうなるのか。 創価学会が 『自由投票』を宣言すれば、 議席0 も現実になる。 まさに『仏罰』

政党別支持率で 「共産党」が 「公明党」の2倍以上の支持を集めた。 民主党も10%を超えた無名の国民が「おかしい」と 考え込んだ結果である。 皆が 「意見を言える」自由主義、そして戦争法案反対の声

世論調査での 『支持政党』の変化が面白い。 特に『共産党』の伸びと 『公明党』の凹みに目を奪われる。 劇的な変化が始まろうとしている。 

「共産党」は 主張がはっきりしている。 民主党の場合、 下手をすると 一部に 『自民党応援団』のような言動をはくものがいる。 民主が 野党第一党としての座を守りたいのであれば、 彼らと縁を切って 『はっきりした政党』に生まれ変わったほうがよい。 

それも面白いことだが、 共産党が 「野党第一党」になる可能性すらある。 こうなると、 経団連や右翼団体も 「これ以上の伸び」を抑えるために 国民の意見を聞くようになるだろう。 

 本当に 共産党との 連立政権ができるような事態になれば、 自分たちの存立の危機、 言い換えると今まで憲法を破壊する安保法制に対する国民的な反対運動は、日増しに凄みを増している。

 普通ならば、衆院の強行採決で、民衆の怒りも消沈してしまうところだが、今回は違う。強行採決がまた、民衆の怒りに火をつけ、それがメラメラと燃え広 がっているのである。その凄まじさについては後述するとして、今回の国民運動は何から何まで異例ずくめだ。今、安倍官邸は心底、怯えているのではないか。 見たこともないような国民大衆の怒りに、である。
 「共産党に対して行った数々の (違法行為を含めた) 行為」が 白日の下にさらされるのだから … まあ、 それは面白いことでもある。

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憲法を破壊する安保法制に対する国民的な反対運動は、日増しに凄みを増している。

 普通ならば、衆院の強行採決で、民衆の怒りも消沈してしまうところだが、今回は違う。強行採決がまた、民衆の怒りに火をつけ、それがメラメラと燃え広 がっているのである。その凄まじさについては後述するとして、今回の国民運動は何から何まで異例ずくめだ。今、安倍官邸は心底、怯えているのではないか。 見たこともないような国民大衆の怒りに、である。

若者の怒りと主婦の蜂起やまず…安倍政権に「鉄槌」が下る日(日刊ゲンダイ7/22)

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