(みんな楽しくHappy♡がいい♪より)
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メルトダウンした原子炉内は、現在では冷却状態のはずであるが、
今日、ここ1週間で2回目の湯気が3号機から上がっているのが確認された。
3号機は破損が最も酷く、放出されている放射線量が非常に高いため
作業員は中に入ることが不可能な状態である。
その機能しなくなった原発の所有者である東電は、
その湯気がどこから来ているのか推測のみするばかりだ。
月曜日、東電はようやく放射能汚染水が太平洋付近に流されていることを認めた。
東電担当者(尾野)
「大変なご心配をかけて申し訳ありません。特に福島の皆様には大変申し訳なく思っております」
慣例となった謝罪会見も空虚さを増すばかりである。
外部の専門家は以前より原発からの汚染水が太平洋に流されている事を疑っていた。
ウォッチドッグを所有する日本政府も、
汚染水が太平洋に流されている事を1か月前に発表したものの、東電は今週まで否定を続けていました。
また東電は、汚染水漏れの事実を認める発言と同時に以下のことも発表した。
福島第一原発作業員のうち、がんを発症するレベルの放射線の中で働いている作業員は
175人であると以前発表したが、
実際は作業員の10%にあたる1900人以上であったことを公表した。
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<トリチウム>「福島から海に投棄された汚染水が含まれている放射性物質が 雨になって再び陸に戻ってくる可能性はあるんでしょうか?」
最近とても気になるトリチウム。
トリチウムだけは水素なので、水そのものなので、取り除くことができません。
そのトリチウムがそのままの状態で、どんどん福島第一原子力発電所から海へ流れています。
「海へ流れれば、雨になって降ってくる」という話です。
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水野:
千葉県の方からです
いよいよ夏になり海の水温も上がり入道雲の発生から雨という夏の自然サイクルがはじまります
福島から海に投棄された汚染水が含まれている放射性物質が
雨になって再び陸に戻ってくる可能性はあるんでしょうか?
小出:
もちろん、原理的に言えばありますね
ですから海に流れていっている訳で、海から蒸発したものがまた雨となって陸に降ったりする訳で
たとえば流されている放射能の中にはトリチウムという名前の放射能があります
それはいわゆる水素なのです
放射能をもった水素なのですがこれも海に流れているはずで
環境に出ると水の形になりますH2Oという形ですね
そういう形になりますので
海水が蒸発して雲になればそれがまた雨になって落ちてくるということですので
もちろん循環して陸にも戻ってきます
水野:
何処かだけに固まってという事ではないと思うんですけれども
広く薄くという形で、やはり雨になって陸に戻ってくるということですね
小出:
そうですね
色々な形で福島から一度出たものが
汚染をあちこちに広げながらぐるぐる回るということになるとおもいます
水野:
放射性物質は基本的には無くならないんですものね
小出:
ええ。そうですね
要するに半減期で無くなってはくれますけれども
自然には放射能を無くする力はありませんので
結局何処かに回り続けると言う事になってしまいます
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