ふるやの森

地球文明の再生に向かう
(当ブログはリンクフリーです、また相互リンク先を募集中です)

相違と対立を超える真の国民の共同を!脱原発国民連合政府の樹立へ

2012-11-12 09:39:45 | 脱原発!国民の生活が第一!

大きな歴史的な転換のうねりが私たちの足元に押し寄せつつある。

今、「再稼働中止」を叫ぶ国民の願いは、これまでの「左翼」(革新)「右翼」(保守)の対立図式を超える緊急暫定政府を日本の国会に生み出そうとしている。

千葉4区から衆議院選挙に立候補を予定している藤島武久さんは、東京5区の無所属立候補予定者と共に生活・社民・共産の各政党を回って昨日の要請文書(草案)を元に肉付けした要請文を手渡す活動を予定している。今日の朝、藤島さんは電話でこう語っている。

「300小選挙区のすべてで”脱原発”統一候補を立てるための候補者調整を行うように各政党に働きかけたい。この調整が成功すれば、共産党の候補者を小沢一郎さんが応援したり、生活の候補者を志位和夫さんが応援したり、同じ無所属の候補者を福島瑞穂さんと河村たかしさんが応援したりすることが可能になる。これまでのいきさつを捨てて、国民の生命と生活を守るための大きな共同を日本のすみずみまで広げていくために、これからの活動を進めていきたい」

昨日の11・11国会包囲行動では東京都知事に最初の脱原発統一候補として立候補を表明した宇都宮健児氏が、「東京から脱原発を目指すために立候補を決めた。2度と原発事故を起こしてはならない」という力強いスピーチを行っている。

藤島さんも、「これまでのいきさつや感情的なもつれを捨てて、脱原発統一都知事候補に声援を送りたい」と語っている。それぞれの政党や政治家にも、人間が行う行動である以上、誤りを犯すことを避けられない。だが過去の間違いを責め立てているだけでは、その先の共同を切り開く展望を開くことができないのである。

小沢さんや生活党を悪く言う人々もいるし、社民党・共産党を批判する人々も少なくない。しかし、この3党が「脱原発」で一致して統一候補を立てようとする動きに反対する人は多いだろうか?そして、藤島さんと私が、その選挙協力を実現するために活動することを非難する人々がいるだろうか?

これからの私たちの活動と3党の動きについては、街カフェTVふるやの森で紹介していく予定なので参照いただきたい。

2012年 11月12日  脱原発国民連合 古谷 茂


日本の転換点となる11・11国会包囲

2012-11-12 07:48:18 | 脱原発!国民の生活が第一!

(「原発要らない、福島返せ…」福島出身の女性は拳を突き上げた:11日夕、国会議事堂前。写真:田中撮影)

「再稼働反対」「原発とめろ」……晩秋の冷たい雨が降る霞が関の空に参加者たちのシュプレヒコールが響いた。福島の事故から1年8か月が過ぎた。これまで何十回、霞が関で抗議活動が行われてきたことか。先進国でここまで根強く国民の批判を浴びる政府も珍しい。

 自転車デモを流行らせたメンバーの一人(30代男性・江戸川区)は自分に誓うように話す。

「10年位前から原発の危険を感じていたので、事故の後は2週間くらい眠れなかった。これからどうなるか心配だが、後には引けない。もうやるしかない」。

 夫と共に板橋区から参加した主婦(60代)がいみじくも語った。

「私たちには子供はいないが、未来の子供たちが引き受けるものを考えると不憫でならない。経団連の冷酷な大人どもは何を考えているのだろうか。もう原発はやめるしかない」。

 官邸前、霞が関、国会前の再稼働反対集会はこのところ参加者の減少が指摘されていたが、きょうは雨天にもかかわらず最盛期の賑わいが復活したようだった。日本のどこかで原発が動いている限り集会は続き、抗議の人が絶えることはない。

デモ禁止された市民が包囲 霞が関、国会に響く「再稼働反対」 (田中龍作ジャーナル)

・・・・・・・・・・

上の記事のメント欄にはあいかわらず嘲笑的な妨害コメントが目につくが、もはや「何人集まったか」は問題にはならない。東京都のみならず全国から無数の人々が、ネットを通して呼びかけ合って国会を囲んで「再稼働中止」「原発はいらない」と叫んでいる事実がここにある。この声の広がりを示す場がこれからの東京都知事選挙である。原発再稼働の策略を隠す「脱原発依存」「原発ゼロ」の詭弁にだまされてはいけない!

今度こそ都政を都民の手に取り戻すチャンスを逃さないようにしよう!