市民グループを作り、仲間とともに国民投票の実現を呼びかけています。目的は「脱原発」でも「原発容認」でもありません。「大事なことは主権者が国民投票で決めよう」という運動です。
よく「間接民主主義を否定するのか」と批判されますが、とんでもない。問接民主主義を正すことが目的です。政争などで議会が決められない時や民意と議会の多数派の間がねじれてしまった時に、それを是正する手段です。私たちが訴えているのは、議会や政府をしばるのではなく、尊重してもらう「諮問型」の国民投票です。
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今回の都知事選挙は、東京都民にとって最初の脱原発国民投票であるともいえる重大な選択の機会である。
原発再稼働(推進)か?脱原発=再稼働中止か?というわかりやすい構図によって国民の意思を問いたいと願って活動を続ける藤島利久氏に、「当選できるのか」「高知で負けたから東京で出るのか」などという許し難い暴言を浴びせて宇都宮健児候補の擁立を画策した今井一及び市民グループ「私が東京を変える」=許すな!憲法改悪・市民連絡会には、およそ「民主主義」も「憲法」も語る資格はない。
今回の藤島氏への対応を謝罪する声明を公表しない限り、私(たち)はあなた方のこれからの活動を支持することを断固として拒否して、自分たちの推薦候補を擁立する道を模索せざるをえない。
2012年 11月9日 脱原発国民連合 古谷 茂
追記11/10
藤島さん本人のメッセージが今日、街カフェライブで放送された。
「今井さんたちは、自分たちのプランを進めようと一生懸命だっただけで、悪意があったわけではない。生活党と共産党が一緒に脱原発市民候補を推薦しようという動きは、これからの総選挙に向けて喜ばしい流れである。ぜひ、宇都宮さんへの皆さんの応援をお願いします。」とのこと。
したがって上の記事で書いた文を以下のように訂正したい。
今回の会議で候補の一人にノミネイトされた藤島さんに対する言動には、今井一さんと「私が東京を変える」の皆さんの反省を求めたい。その上で、これからの脱原発に向かう大きな国民の共同活動を共に作り上げていきたいと願う。